ミニマリストのセルフケア日和(vol.3) 夜中のトイレ対策編|カラダネ

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ミニマリストのセルフケア日和(vol.3) 夜中のトイレ対策編

解説 おふみ

ちまたには、健康や美容に関する情報がとめどなくあふれているけれど・・・
「そういうのって本当に効くの?」「本当におすすめのセルフケア
って結局どれ?」

そんな疑問に、月間120万PVも読まれ、書籍化もされた大人気ブログ「ミニマリスト日和」の著者、おふみさんが体当たりで答えてくれます。ミニマリストとは、ざっくりいうと「所有物を減らして豊かな生活を手に入れよう!」といった考え方の人のこと。薬だけに頼らずに、自分の力で不調を改善しようとするセルフケアとは、きっと相性がぴったりなはず!

おふみさんの今回の挑戦は、夜中にトイレで目が覚める夜間頻尿の予防に役立つ『ふくらはぎ絞り』。一見、全く関連性がない夜中のトイレとふくらはぎ。本当にふくらはぎを絞るだけでトイレ回数を減らせたのでしょうか?

夜間頻尿とまではいかないけど、尿意と睡眠時間をコントロールしたい

こんにちは。おふみです。
カラダネで紹介されているセルフケアを実践してみるこの連載『セルフケア日和』、第3回めになりました。今回は、ふくらはぎ絞りにチャレンジしてみました。

ふくらはぎ絞り、聞き慣れない言葉ですよね。
ところで、ふくらはぎにどんなイメージを持っていますか?
私はというと、1日働くとむくみを感じる場所というイメージを持っていました。むくんだときに初めてその存在を意識する、それが私にとっての「ふくらはぎ」。

ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれている、と聞いたことがあります。

心臓から出た血液は全身を巡り、静脈を通って心臓に戻ります。静脈には血液を逆戻りさせないための弁が備わっています。

例えば、ふくらはぎの場合は筋肉が動くことで、この弁が開いたり閉じたりして、足にたまりやすい血液を上部に押し上げているのです。

【わかさ出版監修】夜間頻尿の新対策!専門家考案の「ふくらはぎ絞り」とはより)

このような働きがあるので、第二の心臓と呼ばれているんですね。このふくらはぎを絞ることで、夜間頻尿に作用するのだそうです。

「夜間頻尿に悩んでいるのか?」と聞かれれば、
「深刻ではないけれど
改善できたらいいな」と思うことがあります。
朝に尿意を感じて、目覚ましアラームより早く起きてしまうことがよくあったのです。アラームは「これくらいの睡眠時間をとりたい」という希望があって時刻を設定します。「7時間寝よう!」と思っていたのに、尿意のために1時間早く目覚めると希望の睡眠時間がとれなくなってしまいます。

というのも、私の場合は一度目覚めると、再び布団に戻っても深い眠りに入れないのです…。
「眠いけど眠れない!」という状態になってしまいます。せっかくあと少しでも眠る時間に充てられるのだから、どうにか眠りたい!と思って布団でゴロゴロ。
で、ようやく入眠できたと思ったらすぐアラームが鳴る
……

そんなこんなで、睡魔より「トイレに行きたい!」が勝って、睡眠時間が短くなるのがもったいないと感じていました。

これは季節柄も関係するのかもしれません。私の場合は、夏場に多いと記憶しています。かけ布団はいつも蹴っとばしてしまうので、おそらく体が冷えていたのでしょう。

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そんなこんなで、私の場合は夜間頻尿対策とまではいかなくても、朝方トイレに起きずに目覚ましのアラームで目覚めることを目標に、この「ふくらはぎ絞り」を試してみました!

ふくらはぎ絞りにチャレンジ

ふくらはぎ絞りは、せき接骨院院長の関博和先生という方が提唱しています。

両手で輪をつくるようにふくらはぎを包み込み、5本の指で絞るように体液を押し上げること。このとき、「締める」「伸ばす」「ゆるめる」という動きをくり返すと、体液が流れやすくなります。ただ押したりもんだりするのではなく、この3動作を一挙に行うことが大切なのです。

注意点については、関先生は次の3点をあげています。
●ふくらはぎに力を入れず、筋肉をリラックスさせた状態で行う。
●ふくらはぎに当てた4本の指に力を入れすぎないように痛いと感じる手前くらいの力で行うようにする。
●いつ行っても、何度行ってもかまわない。起床時や風呂上がりに行うとより良い。

夜間頻尿で悩む人はぜひ、試してみてください。
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【わかさ出版監修】夜間頻尿の新対策!専門家考案の「ふくらはぎ絞り」とはより)

これなら簡単にできそう。せっかくなので起床時と風呂上がりに加えて、寝る前にもふくらはぎを絞ってから寝たら心地よいのではないかと思い、1日3回取り組むことにしました。

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これ、すごく気持ち良いです。運動不足の私にうれしい刺激というか。今は家で仕事をしているので、外出しない日は1日100歩くらいしか歩かない、ということもザラ。
そうした日にふくらはぎ絞りすると、「重力によって足にたまった水分のようなもの」がスーッと引くような…そして足が軽くなる気がしました。気持ちいいので、自然に習慣として定着しました。

さて、結果は…?

トイレで目覚める回数が月1回に減った

約1ヵ月、就寝時間と起床時間、トイレで起きたかどうかを記録しました。就寝時間が遅いことは気にしないでください。原稿に追われていたんです……。

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結論から申し上げますと、ふくらはぎ絞りにチャレンジした1ヵ月間、トイレで目覚めたのは2度しかありませんでした!
しかも、その2度とも、前の晩にふくらはぎ絞りをし忘れていたのです。

ちなみに、11/17は前日のお風呂上がりと寝る前にふくらはぎ絞りを忘れていました。朝トイレのために8時半に目が覚めて、まどろんだまま本来の起床希望時間の10時を迎えました。
ふくらはぎ絞りを忘れた日だけ目が覚めるって…あまりにもわかりやすい結果に自分で驚きました。

その後、11/21もお風呂後と寝る前のふくらはぎ絞りを忘れました。そしてその翌朝も、トイレのためにアラームより先に目が覚めました。
1度なら「たまたまかな?」と思うのですが、2度続けてふくらはぎ絞りを忘れた翌朝に尿意で目が覚めたので、ふくらはぎ絞りの作用は想像よりずっと大きいのではないかと思うようになりました。
それ以来、「尿意で目覚めないおまじない」をかけるようなつもりでふくらはぎ絞りをしています。

それから例外的なのが11/15。風邪をひいて熱が出たせいか、水を飲む→眠れない→汗をかく→水を飲む→トイレ→水を飲む→トイレを4回くらいくり返しました。夜中0時に布団に入ったのに結局眠りにつけたのは朝方4時過ぎでした…。

それ以外の日は、アラームで目が覚めましたアラームで目覚めて布団の中で30分から場合によっては1時間近くゴロゴロしてから起き上がる、という理想の起床スタイルでした。

ちなみにお酒を飲むと尿意は変わると思うのですが、私はほぼ毎晩、食事のときに飲んでます。これはもうしょうがない。私は食事にはお酒を合わせたいと願うタイプの人間です。この欲求を満たしてあげなくて何が人生か、というような思いがあるからです。
お酒を飲んでいても、ふくらはぎ絞りを行えばトイレを気にせずぐっすり眠れるので驚きです。

以前は、記憶をたどると3日に1回くらいはトイレのために目覚めていたように思います。
今年引っ越ししたのですが、前の家に住んでいたときはほぼ毎朝トイレのために目覚めていた時期もあったと記憶しています。以前住んでいた地域は、気温が日中や夜はある程度高くても早朝にはぐっと下がる気候だったので、体が冷えていたのかもしれません。

そんなこんなで、ふくらはぎ絞りに取り組んだこの1ヵ月間は理想の目覚め方ができました。睡眠時間を確保できると翌日の元気を約束されたようなものではないでしょうか。
尿意&睡眠時間コントロールは現代を生きるすべての人のQOLを上げるのに不可欠ではないかと思いました。

夜間頻尿とまでいかずとも尿意と睡眠に悩みがある人におすすめの方法です。私は今後も続けるつもりです。

vol.4は12月30日に公開予定です!乞うご期待!

●今回おふみさんが挑戦したセルフケアはこちら

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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