ミニマリストのセルフケア日和(vol.2) 視力アップトレーニング編|カラダネ

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ミニマリストのセルフケア日和(vol.2) 視力アップトレーニング編

解説 おふみ

ちまたには、健康や美容に関する情報がとめどなくあふれているけれど・・・
「そういうのって本当に効くの?」「本当におすすめのセルフケア
って結局どれ?」

そんな疑問に、月間120万PVも読まれ、書籍化もされた大人気ブログ「ミニマリスト日和」の著者、おふみさんが体当たりで答えてくれます。ミニマリストとは、所有物を減らすことによって豊かな生活を手に入れようとする人のことをいいます。薬だけに頼らずに、自分の力で不調を改善しようとするセルフケアとは、きっと相性がぴったりなはず!

今回挑戦してもらったのは、視力アップトレーニングの『遠近ストレッチ』と『眼輪筋ストレッチ』、『ツボ押し』。執筆・イラスト・ブログのために毎日PCとにらめっこしているおふみさんにとって、目はとても大切なもの。視力アップトレーニングで、仕事や生活に変化はあったのでしょうか?

遠近ストレッチと眼輪筋ストレッチ、ツボ押しをやってみました

こんにちは、おふみです。
「セルフケア日和」では、カラダネで紹介されているセルフケアを試してみて、その結果をイラストや写真を交えて連載していきます。

今回は遠近ストレッチ眼輪筋ストレッチツボ押しにチャレンジすることにしました。

仕事も趣味も絵を描くことと文章を書くことで、1日の大半をPCもしくはタブレットに向かって過ごしています。長時間作業したあとは遠くが見えづらくなるのが悩みでした。今後も仕事と趣味を両立して続けていくためには、視力回復というか視力維持は死活問題なのです。

今回挑戦する視力アップトレーニングはこんな方法です。

カラダネ10-1.png

遠近ストレッチ

1.を目の前15センチの距離に持って着て、5間見る。
2.次に腕をできるだけ遠くに伸ばして指を5秒間見る。
3.視界の中で最も遠くを5秒間見る。
4.伸ばした指を5秒間見る。
5.目の前15センチまで指をもってきて5秒間見る。

これを1日に5回行う。

ちなみに、23は裸眼だとピントは合いませんが、ピントを合わせるつもりで見ます。指を見た後に遠くを見た時、指の本数が1本から2本に見えれば正解です。


眼輪筋ストレッチ

目のまわりの筋肉である眼輪筋のストレッチ。目を時計回りや反時計周りに大きくグルグルと1分ほど動かす。1日に数回行う。

私は視線を誘導するために人差し指で∞の字を描いて、それを追いかけるように目をグルグル回しています。

ツボおし

攅竹(さんちく)というツボを、息を吐きながら5秒間押す。攅竹はまゆの内側のへこんだ部分。一度に3回、これを1日に5回行う。

↓こちらは中目黒眼科院長の杉本由佳先生の解説動画です。

遠近ストレッチの作用は、実はすでに実証済みだった

実は、遠近ストレッチについて告白すると、今年の春から取り組んでいました。

この連載企画のお話をいただくずっと前から、このトレーニングに取り組んでいたのです。

今年の春頃、根を詰めて作業をしていた時期があり、朝起きたときに劇的に遠くが見えづらくなっていることに気づきました。以前は見えていた時計の文字盤の数字がぼやけた灰色の塊に見えていました。

このままではいけないと、仕事の合間にトレーニングを開始しました。指を近くに持ってきて、手前と遠くを交互に見る遠近ストレッチ、指で∞の字を描きながらそれを視線で追う眼輪筋ストレッチに取り組んでいました。朝、寝る前、それ以外に疲れを感じたら行うという形でした。

一時期は本当に近くしか焦点が合わず、部屋のある位置から遠くにある時計の文字が全く見えない状態になっていました。このままではコンタクトの度数を上げなければならないと感じるくらい、自分でも驚くほど視力低下を感じていました。

遠近ストレッチを取り入れて1週間ほどして、遠くが見えやすくなりました。文字盤のクリアさが変わってくるのを感じました。

毎日視力検査をしていたわけではないので正確な視力の変化はわからないのですが、このトレーニングを重ねるうちに、見え方がハッキリクッキリしてきました。

その作用を数字で実感したのは、今年6月の健康診断。

遠近ストレッチを試して3ヵ月が経ったタイミングでした。

同じ度数のコンタクトなのに、昨年よりもむしろ見えるようになっているような?

昨年の結果は「0.9」。
そして今年の結果は、なんと「1.0」でした。

s_視力.png

というわけで、遠近ストレッチと眼輪筋ストレッチの作用は、以前から実証済みだったのです。

目の疲れで悩んでいる友人知人みんなに話してまわっているくらい、遠近ストレッチの力は偉大です。

習慣を定着させるために、アラームの力を借りよう

今回、連載にあたって新たに取り決めたのは「遠近ストレッチに取り組むタイミングを決める」ということ。

今までは、思いついた時に遠近ストレッチをするという、ムラのある取り組み方だったのです。

1日に5回程度行うといいということだったので、以下のタイミングで取り組むと決めました。

1.朝起きてすぐ(8時半頃)
2.昼ごはんを食べたあと(13時ごろ)
3.17時(アラームをかけています)
4.夕食を食べたあと(19時ごろ)
5.寝る前(25)

起きる・昼食・夕食・寝るというのは1日の中で必ず行う行動なので、それとセットにしておけば忘れません。

ただ、3の「17時」というものだけは時刻であり行動とセットになっていないので、17時はアラームの力を借りています。

アラームが鳴ったら作業を止めて遠近ストレッチ。

s_アラーム.jpg

何かを定着させるには、私の場合はスマホのアラームの力を借りるのが1番だと感じています。

今まで取り組んできた遠近ストレッチと眼輪筋ストレッチに、今回追加したツボ押し。

ツボ押しは息を吸って・吐いてという動作とセットです。おなかをふくらませるように思い切り息を吸ってみて、仕事中は呼吸が浅くなっていたのだと気付かされました

深呼吸すること自体が心地よく、眼精疲労だけでなく身体中をリラックスさせる作用があるなと実感しています。

ツボ押しのあとは、ついでに首もじっくり回すようにしてみているのですが、これを1 日に5回繰り返すことで、肩と腰の疲労感も軽減したように感じます。

深呼吸の大事さを実感しています。

遠近ストレッチを7ヵ月、ツボ押しを1ヵ月間試してみて感じたことは、1日の中で体をゆるめる時間をつくることの大切さ。これを習慣にできれば、眼精疲労だけでなく首回りの疲労も軽減されるということでした。

そして体の持つパワーはとても大きいということ。視力が落ちても諦めずにトレーニングを続ければ、少しずつ状態はよくなります。自分の眼筋を信じて、毎日取り組んでみてください。文中にも書いた通り、眼精疲労に悩む友人におすすめして回るくらい作用があります。

PCに向かう時間の長い方はぜひ試してみてください。

vol.3は11月30日に公開予定です!乞うご期待!


●今回おふみさんが挑戦したセルフケアはこちら

●視力低下や眼精疲労におすすめの呼吸法はこちら

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記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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