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【わかさ出版監修】夜間頻尿の新対策!専門家考案の「ふくらはぎ絞り」とは

解説 カラダネ編集部

夜間頻尿の悩みは深いものがあります。暖かい季節でも、寒い冬ほど頻繁ではないけど、夜中トイレに何度も行くのはつらいですよね。
眠りが浅くなって熟睡できないと、大きなストレスになります。

夜間頻尿の原因の一つには、ふくらはぎのむくみがあるとわかってきました。ぜひ、下記の記事をご覧ください。

ところで、上記の記事にある夜間頻尿の新対策「ふくらはぎカイロ」ですが、季節が移り変わるとともに「カイロが売ってない」「熱い」といった理由で、

毎晩、カイロを貼りたくない


再び、夜間頻尿に悩む。眠れない……

と、いった結果に終わる人もいるようです。そんな結果にならないために、暖かい時期の夜間頻尿予防に役立つ自力対策をご紹介します。
その名も「ふくらはぎ絞り」。「揉む」よりも「絞る」ことをオススメする理由とは!?

もちろん、頻尿を自覚したら泌尿器科で診てもらうことが重要です。その上で、記事で紹介する「ふくらはぎ絞り」も試してみてください。



もむより絞るのがオススメの理由とは?

夜間頻尿の原因の一つに、ふくらはぎのむくみがあります。

対策としてふくらはぎカイロは大変おすすめなのですが、暖かい春や夏には向きません。そのほかに、むくみを防ぐ方法として「ふくらはぎもみ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ふくらはぎもみが健康にいいことは、すでにみなさんもよくご存じでしょう。2015年にはふくらはぎもみの書籍がベストセラーになったのは記憶に新しいところです。
ふくらはぎカイロを考案したせき接骨院院長の関博和先生は、次のように話します。

「ふくらはぎがむくむのは、体液が下半身に集中するため。なぜなら血液などの体液は、重力の影響を受けて足にたまりやすいからです。

心臓から出た血液は全身を巡り、静脈を通って心臓に戻ります。静脈には血液を逆戻りさせないための弁が備わっています。
例えば、ふくらはぎの場合は筋肉が動くことで、この弁が開いたり閉じたりして、足にたまりやすい血液を上部に押し上げているのです。

このような筋肉や弁の働きがあることから、ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれているのはみなさんもご存じの人も多いはずです。
ふくらはぎの筋肉や弁の働きのことを「ミルキングアクション」といいます。乳絞り(ミルキング)の動きに似ていることから、そう呼ばれているのです。

もむことはいいのですが、血液やリンパ液といった体液の流れを考えずに適当にもんでしまっては、作用がないばかりかもみ返し(マッサージ後に起こる痛み)を招くことがあります。

そこで私は、ふくらはぎのむくみを効率的に取る方法として、このミルキングアクションの働きをさらに強めるように行うマッサージ法「ふくらはぎ絞り」をすすめています。体液の流れをよくするこの方法なら、もみ返しも防げるはずです」

5本の指で絞りながら体液を上へと流す。入浴後にやるのがオススメ。

関博和先生に、引き続きお聞きしました。

「ふくらはぎ絞りのポイントは、両手で輪を作るようにふくらはぎを包み込み、5本の指で絞るように体液を押し上げること。

このとき、「締める」「伸ばす」「ゆるめる」という動きをくり返すと、体液が流れやすくなります。ただ押したりもんだりするのではなく、この3動作を一挙に行うことが大切なのです。
s_ふくらはぎ絞り.jpg
まず、イスに浅く腰掛けるか、床に腰を下ろして、下半身をリラックスさせてください。

次に、左右の手で輪を作って、ふくらはぎ下部(足首側)を包み込むようにします。
このとき、両親指をすね側、残りの4本の指をふくらはぎ側に当てるようにすること。

そして、両手で作った輪を縮めるように強く締め(締める動作)、上に向かってしごくようにずらしてから(伸ばす動作)、力をゆるめます(ゆるめる動作)。
最初に両手でしめた位置から2~3㌢上の位置で、同じように締める動作→伸ばす動作→ゆるめる動作をくり返しながら、足首からひざ下までゆっくりとマッサージしていきます。

ひざ下まで行ったら、今度は逆向き(ひざ下から足首のほう)に向かって、締める動作→伸ばす動作→ゆるめる動作をくり返してください。
これを往復3回くり返したら、反対側の足も同様に行いましょう」

注意点については、関先生は次の3点をあげています。
●ふくらはぎに力を入れず、筋肉をリラックスさせた状態で行う。
●ふくらはぎに当てた4本の指に力を入れすぎないように痛いと感じる手前くらいの力で行うようにする。
●いつ行っても、何度行ってもかまわない。起床時や風呂上がりに行うとより良い
夜間頻尿で悩む人はぜひ、試してみてください。

なお、カラダネでは頻尿と尿漏れの対策としてさまざまな記事を用意しています。下の関連記事をご覧ください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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