カラダネ(わかさ出版)
医師や専門家とあなたをつなぐ、
健康・食・くらしのセルフケアが見つかる情報サイト
卵はゆで卵にしたほうが長持ちしますか?【卵のギモンQ&A⑪】
解説
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科教授 八田一
物忘れやメタボ、高血糖など体の不調の予防や、肌・血管の衰え防止に役立つと、卵が注目を集めています。私たちにとって身近な存在の卵ですが、知らないことも意外と多いのではないでしょうか。
この特集では、身近な卵の疑問について、京都女子大学 家政学部 食物栄養学科教授、通称「卵博士」の八田一先生に回答していただきます。
今回は、ゆで卵と生卵の日持ちの違いについて教えていただきました。食品は、なんとなく火を通すと長持ちしそうな印象がありますが、卵の場合もゆで卵にしたほうが長持ちするのでしょうか。
目次
卵は生のまま保存したほうが日持ちする
卵の保存性という観点からいえば、生卵のほうが長持ちします。
実際に店頭で売られている生卵の賞味期限は、およそ2〜3週間程度に設定されています。
それに対して、市販されているゆで卵や味つけ卵の賞味期限は、5日から1週間程度が多いようです。一度火を通したほうが長持ちすると思っている人もいるかもしれませんが、卵は生のまま保存したほうが断然日持ちするのです。
この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
この記事が気に入ったらいいね!しよう