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「酒は百薬の長」は本当だった?活性酸素減らしにワイン、ビール、日本酒がおすすめ

解説 東京警察病院形成外科医師
澤田彰史
スローエイジングに目覚めたあなたへ。
今回は約1分で読める「お酒の抗酸化作用」のお話です。
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活性酸素は、本来はウイルスや細菌などの異物を攻撃して体を守る役割がありますが、何らかの要因によって必要以上に発生してしまうと、体内の他の細胞を攻撃して酸化(サビつかせること)させ、老化を招く原因になります。過剰に発生した活性酸素は、バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠、禁煙など、一般的な「健康法」でも除去することができますが、今回はみなさんが意外に感じるであろう方法を紹介します。

「酒は百薬の長」ということわざは、みなさんもご存知だと思います。一方で、お酒は体に毒だとか、単なる嗜好品だという見方もされがちです。実際はどうなのでしょうか?

赤ワイン、ビール、日本酒は抗酸化作用が確認されている

この中で抗酸化作用が最も大きいと認められるのは、赤ワインです。皮ごと醸造した赤ワインには、ぶどうの果皮に含まれる色素で、高い抗酸化力を持つポリフェノール類(植物に含まれる色素成分)がたっぷり含まれているのです。
多くの日本人にとって最もなじみ深いアルコールであろうビールにも、抗酸化作用が認められています。ビールは麦芽(大麦を発芽させたもの)を粉砕して水とともに加熱し、ホップ(ビールの苦みの元になるハーブ)や酵母を加えて作りますが、このホップに含まれるイソフムロンや、麦芽に含まれるフラボノイド(いずれもポリフェノールの一種)に強い抗酸化作用があります。麦芽100%のビールを飲めば、さらに大きな作用が期待できるでしょう。
赤ワインやビールほどの抗酸化力はありませんが、日本酒にもポリフェノールの一種であるフェルラ酸が含まれています。
それぞれの適量は、赤ワインがグラス2杯(250ml)程度、ビールが2缶(700ml)程度、日本酒が1合(180ml)程度だといわれています。

最後に、私たちの体内にもとから備わっている抗酸化作用を強める方法をお話しします。最も簡単なのは、食べ物をよく噛んで食べること。私たちの唾液には、ペルオキシターゼという過剰な活性酸素を除去する毒消し酵素が含まれています。噛めば噛むほど唾液量は増えるため、毒消し作用も増すと考えられます。食事のさいには、噛みごたえのある食材を選び、一口30回以上噛むようにしましょう。ある研究の結果では、唾液中のペルオキシターゼは、疲労がたまっているときには毒消し力が大きく減少してしまうことがわかっています。無理をせずにしっかりと休養をとることが大切です。

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この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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