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【肩甲骨はがしの体験談②】背中のぜい肉が取れてネコ背も改善。50代でも5キロ減!

解説 ヨガとダイエットの整体院「ニューエイジ」代表
前島敏也

肩甲骨はがしは、体幹部に密着した肩甲骨を浮かせて動きをよくすることによって、基礎代謝を上げたり、抗重力筋(重力に逆らって体を支える筋肉)を鍛える効果が期待できるダイエット法です。

この記事では、実際に肩甲骨はがしダイエットに挑戦した人の声をヨガとダイエットの整体院「ニューエイジ」代表の前島敏也先生にご紹介いただきました。以下は、健康情報誌『わかさ』で2018年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

ダイエットには、バランスのいい食事や適度な運動など、基本的な生活習慣を整えることが必要不可欠です。そのうえで、記事で紹介する肩甲骨はがしにも取り組んでみてください。

肩甲骨はがしはバストアップと手足の冷えにも作用した

池田裕子さん(仮名・主婦・54歳)が、ダイエットしたいと望んで私の整体院にやってきたのは、2014年の1月です。

池田さんは50歳になる前まで、若いころと同じ54キロの体重を保っていました(身長162センチ)。当然、ダイエットに取り組んだことはありませんでした。

それが、50歳を過ぎてから体重がみるみる増えていき、62キロまで太ってしまったのです。食生活を変えたわけでもないし、運動量が減ったわけでもない、と池田さんはいいます。

池田さんを施術すると、肩甲骨がガチガチになっていて、肩が前に出た肩ネコ背でした。加えて、背骨が左右に曲がる側弯(そくわん)の傾向もありました。

私は姿勢をよくする施術をするとともに、朝食前に肩甲骨はがしを最低5分行うこと、また時間があれば肩甲骨はがしを行ってもらうことをすすめました。

そして、2週間後、池田さんは顔色がよく、晴れやかな表情でやってきました。なんでも、肩甲骨はがしをやってから、手足の冷えがなくなって寝つきがよくなったといいます。体重も1キロ減ったにもかかわらず、バストがBカップからCカップに大きくなったそうです。

そうして、ゆるやかながらもしっかりと減量作用が出てきた池田さん。

3ヵ月たつころには、気になっていた背中の脂肪が取れていました。そもそも、池田さんは肩甲骨の周辺にぜい肉がついて、背中に厚みがありました。ご主人からは、背中の厚みのせいで、より太って見えるといわれていて、池田さん自身、なんとかして背中のぜい肉を取りたいと思っていたため、これには大変喜んでいました。

なお、この時点で、池田さんの肩ネコ背と軽い側弯が矯正されていて、姿勢が明らかによくなっていました。そして、太ってからちょくちょく感じていた首・肩と腰の重だるさもすっかり治っていた、といいます。

それ以降も、肩甲骨はがしをやって5ヵ月たったころ、池田さんの体重は5キロ減って57キロになっていました。

池田さんは、やせてきたことにある程度の喜びを感じていますが、まだまだやせたい、といいます。特にわき腹のぜい肉をなんとかして取り除き、若いころと同じ体重の54キロになるまでは、肩甲骨はがしを続けるつもりだと力強く話してくれたのが印象的です。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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