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【歯周病を歯磨きで治したい⑥】歯間マッサージ歯磨きで歯茎の組織が修復され、腫れや出血が改善した実例

解説PMJ歯科診療所院長
黒瀬真由美

歯周病対策には歯磨きが不可欠。
歯磨きといっても実はやり方が複数あることをご存じでしょうか。カラダネでは歯周病対策の歯磨き法として、「歯間マッサージ歯磨き」を紹介しています。下の関連記事からご覧ください。

この歯磨き法が、歯茎の細胞の再生を促す点について、実際の患者さんの例とともに歯科医師の黒瀬真由美先生にお聞きしました。
この記事では、実際に歯茎マッサージ磨きを試した人の話を紹介します。記事は、健康情報誌『わかさ』2017年9月号の掲載記事をもとにウェブ用に再編集しています。

歯周病の人は、必ず歯科医の診断と治療を受けることが大前提です。

17年前の歯茎よりも若返った

歯周病が進むと、歯肉が退縮して歯茎が下がってくるケースが多く見受けられます。
こうした状態でも、「歯間マッサージ歯磨き(正式には、つまようじ法という)」で歯茎に適度な刺激を与えると、歯茎の細胞の再生が早まり、歯茎の組織を修復することができるのです。

実際に、これまで紹介してきたように、当院にこられる患者さんの中にも、歯間マッサージ歯磨きを行うことで、歯肉の過度な退縮を防げた患者さんが数多くいます。
その中でも、歯茎の退縮を防げ、きれいな形になったのは、神田佳子さん(64歳・仮名)です。
神田さんは、40歳のころ、疲れがたまると歯が浮くような感じに襲われ、ほどなく歯茎から出血して歯がグラつくようになってしまい、当院を訪れました。今から17年前のことでした。

私は神田さんに、歯間マッサージ歯磨きを行い、なおかつ、自宅でも行えるように、やり方を教えました。神田さんは、歯間を丁寧にブラッシングし、時間に余裕があるときは歯間ブラシを使って磨き、これを朝晩2回欠かさず行ったそうです。
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すると、歯間マッサージ歯磨きを始めてから日に日に歯茎が引き締まり、すぐに出血も止まりました。半年後には、グラグラと浮いていた歯も全く動かなくなったのです。神田さんは歯茎も健康的なピンク色になり、とてもいい状態を保っています。17年前よりも今の歯ぐきのほうがずっと若々しく健康です。

歯茎はアンチエイジング(抗老化)が可能なのです。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

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