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【クモ膜下出血の予防】血圧コントロールが最重要!排便時にいきむのは危険

解説山口クリニック院長 脳神経外科医
山口三千夫

クモ膜下出血の予防のために、日常生活で気をつけたほうがいいことはあるのでしょうか。山口クリニック院長で脳神経外科医の山口三千夫先生にお話を聞きました。

もちろん、脳卒中の心配がある人は、すぐに脳神経外科や神経内科で診てもらうことが大切です。

カラダネでは、脳卒中の発症と再発の防ぎ方、もしものときの対処法や治療法など、知りたいことがすぐに見つかる記事を多数用意しています。関連記事からご覧ください。

クモ膜下出血の予防は血圧コントロールが重要

クモ膜下出血は、脳動脈瘤が破裂して出た大量の血液が脳を圧迫し、炎症を起こして脳細胞を傷害するため重症化しやすく、突然死にもつながりかねない怖い病気です。ところが脳動脈瘤ができる原因はわかっていないので、確実な予防法はないというのが実情です。

しかし、脳動脈瘤が大きくなって破裂しない限り、クモ膜下出血は起こりません。脳動脈瘤は血圧を上げるような状況で破裂しやすいので、血圧コントロールが予防のカギとなります。

日常生活では、塩分を控える、怒らない、急に走りださない、ストレスをためない、排便のときにいきまない、といったことが重要です。実際、脳動脈瘤の手術を待っている患者さんには、静かな環境で過ごしてもらいます。

付け加えれば、クモ膜下出血の最大の予防法は、脳ドックなどの検査で脳動脈瘤を見つけて除去してしまうことです。これについては、他の記事で紹介しているので参考にしてください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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●山口クリニック院長
〒663-8204
西宮市高松町4-8 プレラにしのみや 3F
阪急神戸線西宮北口駅 南側改札口徒歩3分
0798-63-9550
 http://www.ycl-i.com


昭和37年 :岐阜県立医科大学卒業
     一年間のインターンのあと母校の第2外科入局、外科と脳外科の研修
昭和42年~44年:シカゴ大学脳外科に留学(脳浮腫の生化学的研究)
昭和45年 :岐阜大学医学部第二外科助手
昭和47年 :神戸大学脳神経外科助手
昭和49年~51年:米国国立衛生研究所留学
昭和51年 :シカゴ市のクック郡病院脳外科医師
昭和52年 :神戸大学へ帰り昭和54年講師に昇任
昭和59年 :神戸大学医療技術短期大学部教授に昇任
平成6年 :神戸大学医学部保健学科教授
平成13年3月 :同上停年退職し5月より山口クリニック開設