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【花粉症の予防体験】足首に輪ゴムを巻いたら涙目、くしゃみ、鼻水が止まった

解説 快風身体均整院院長
田川直樹

花粉症の実に簡単なセルフケア、「足首輪ゴム」。
その名の通り、足首に輪ゴムを巻くだけと簡単です。実際に試した人の中には、花粉症が改善した人がいるそうです。
考案した田川直樹先生に話を聞きました。
以下は、健康情報誌『夢21』で2017年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

花粉症の鼻水や目のかゆみが、いつのまにか消えた

上野淑子さん(仮名・72歳)が腰痛を訴えて私の整体院を訪れたのは、今から2年半前のことです。当初、私は上野さんに腰痛を改善するための施術を行っていました。

春先になり、上野さんは鼻をグシュグシュさせ、クシャミを連発し、目を真っ赤にして来院するようになりました。目のかゆみや涙目がひどかったのでしょう。
気になってたずねてみると、上野さんの花粉症歴は、すでに十数年にわたるとのことでした。

耳鼻科で処方された内服薬や点鼻薬を使っていましたが、上野さんの場合はなかなかよくならず、薬の副作用で頭がボーッとすることもよくあったようです。
毎年、春になると、マスクやサングラスをかけ、帽子をかぶり、重装備で出かけなければならないのが苦になり、家に引きこもることが多くなったといいます。
そこで私は、上野さんに「足首輪ゴム」を試してもらうことにしました。

足首輪ゴムとは、花粉症の人にオススメの照海(しょうかい)というツボを刺激するため、足首に輪ゴムを巻くというセルフケアで、私が考えたものです。

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2週間後に来院した上野さんに聞いてみると「足首輪ゴムを試したまま輪ゴムを外すのを忘れ、巻きっぱなしにしていたら、花粉症の鼻水、目のかゆみや涙目がいつのまにかよくなっていた」とのこと。
それ以来、上野さんは花粉症の薬と無縁になり、外出する機会も増えたと喜んでいます。 

花粉症の鼻水やくしゃみが2日で改善

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もう一人は、山木由美子さん(仮名・56歳)です。
山木さんは長年にわたり花粉症に悩まされ、春が近づくと薬を飲みはじめるのが恒例になっていました。それにもかかわらず、毎年2~3月になると鼻水や目のかゆみ、クシャミが止まらず、不快な思いをしていたそうです。

そんな山木さんに、私が足首輪ゴムをすすめたのは、2015年の春先のことでした。山木さんは右足に輪ゴムを巻き、2日後には見事に花粉症の症状を止めることができたのです。

その数日後、山木さんは行きつけの美容院へ行ったところ、担当の美容師が鼻をグシュグシュさせ、髪を切るのが大変そうだったといいます。聞けば、花粉症の症状でつらい思いをしているとのこと。そこで山木さんは美容師に足首輪ゴムのやり方を教えたそうです。

1カ月後、再び美容院へ行くと、その美容師が山木さんを見るなり、「足首輪ゴムをしたらすぐに花粉症の症状がなくなった。仕事がはかどり、すごく助かっている」と喜ばれたということです。

紹介した例は、非常に劇的ですが、実際にこうした人はほかにもいます。
もちろん、専門医の治療を受けることが何より重要ですが、それに加えて足首輪ゴムを試してみてはいかがでしょうか。簡単ですし、お金もかかりませんので前向きに取り組む気持ちでぜひ実践してみてください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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