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花粉症対策のツボは足首にある。「足首輪ゴム」で鼻水やくしゃみが止まる人も

解説快風身体均整院院長
田川直樹

花粉症の鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどのつらい症状が自分で簡単に改善できたら……そうした人にぜひ試していただきたいのが、足首輪ゴム。
文字どおり、足首に輪ゴムを巻くだけのいたって簡単なセルフケアです。足首に花粉症対策に役立つとされるツボがあります。

考案した整体師の田川直樹先生に話を聞きました。

足首の照海が、花粉症の改善に役立つ

足首輪ゴムは、自律神経の乱れを整える働きがあると、別の記事で述べました(下の関連記事参照)。
ところが、足首輪ゴムの作用は、それだけにとどまりません。実は、花粉症などのアレルギー性鼻炎を止めるツボを刺激する作用を狙っています。

東洋医学では、全身の気(生命エネルギー)・血(血液)・水(体液)がスムーズに循環することで心身の健康が保たれると考えます。
気や血の通り道は「経絡(けいらく)」と呼ばれ、経絡が交わる交差点がツボ(経穴)です。このツボに刺激を与えて気や血の流れをスムーズにし、心身の不調を改善に導くのがいわゆる「ツボ刺激」です。

輪ゴムを巻く足首には、花粉症やアレルギー性鼻炎を改善する「照海(しょうかい)」というツボがあります。
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照海は、足の内くるぶしの5ミリ~1センチ下のくぼみにあり、このツボを刺激するとアレルギー病のほか、冷えや低血圧、生理痛などを改善に導く可能性があるのです。

足首輪ゴムは、くるぶしの下に輪ゴムを巻くため、輪ゴムがちょうど照海の上を通ります。つまり、照海が輪ゴムの締めつけによって適度に刺激され、花粉症の改善に役立つというわけです。
このように、足首輪ゴムは、自律神経のバランスを整える働きと、アレルギー性鼻炎を改善するツボ刺激の働きの相乗作用によって、花粉症の改善作用を狙っているのです。

普通の輪ゴムを足首に巻くだけ

足首輪ゴムで使用する輪ゴムは、特別なものは必要ありません。一般的に売られている輪ゴム(16号・直径38ミリ)で十分です。
ただし、足首まわりのサイズには個人差があります。実際に輪ゴムを巻いて、ゆるめに感じたらより小さな輪ゴムを選び、きつめに感じたらより大きな輪ゴムを選んでください。
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↑輪ゴムを巻いたイメージ図

輪ゴムの太さについても、決まりは設けていません。ただし、ツボへの刺激のされ方には個人差があるため、いろいろな太さの輪ゴムを巻いてみて、自分に最も適した太さの輪ゴムを見つけてください。太い輪ゴムが用意できない場合には、細い輪ゴムを2~3本まとめて巻いてもかまいません。

ちなみに、照海のツボの大きさには個人差があるものの、平均して直径約1センチほど。したがって、太い輪ゴムを使ったからといってツボの全域を刺激できるわけではありません。
基本的に、細い輪ゴムを使っても足首輪ゴムの刺激が落ちることはないと私は考えているので、安心して市販の輪ゴムを使ってください。

輪ゴムを巻くだけ。簡単なので試す価値がある!

輪ゴムのよさは、巻いているとツボがいつも刺激できる点にあります。
照海への刺激は、親指やツボ押し器具を使ってももちろんかまいません。とはいえ、そのやり方なら、いつも刺激はできません。

この照海というツボは、人によってはすぐに作用が現れることが多々見受けられます。
そこで、大事な打ち合わせのときに、急に鼻水が流れ出てきたり、クシャミが止まらなくなったりしないように、あらかじめ照海を刺激してみてはいかがでしょうか。そこで、足首輪ゴムを試していただきたいのです。
簡単なことですから、試してみる価値があると私は考えています。

実際に、鼻水やくしゃみが不思議と出なくなるという人が患者さんの中にいます。

これからの花粉症の季節にはぜひ輪ゴムを1本、ポケットやバッグの中に忍ばせておいてください。花粉症の症状に悩まされている人にとって、きっと役に立つことでしょう。

もちろん、足首輪ゴムが花粉症の人全員にいいというわけではありません。花粉症は病院で診てもらい治療を受けることが最重要です。
自分でできることの一つとして、この足首輪ゴムを試してみてください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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