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股関節痛の悪化を防ぐ「足の爪の切り方」「靴下のはき方」。ひざを外へ開くのがコツ

解説ヒロ整形クリニック院長
勝野 浩

股関節痛の人はたいてい、足の爪を切るのも一苦労!靴下をはくのも一苦労!
そうした悩みを抱えているのではないでしょうか。
痛くないようにする生活の工夫があれば知りたいという方も多いと思います。

整形外科の勝野先生に、股関節が痛まない爪の切り方などを聞いてみました。
股関節痛の人は医師の治療を受けることを忘れないでください。

股関節痛の人は、関節を深く曲げる動きは危険

股関節痛になると、痛みでしゃがむ動作がつらくなり、靴下をはいたり、足の爪を切ったりするのも難しくなります。
しゃがむ動作がつらい理由は、足のつけ根をおなかに向けて曲げる動き(屈曲。いわば体育座りのような姿勢)をすると劇的に痛むからです。

痛む股関節を無理に屈曲させると、股関節に負担がかかって骨の変形がひどくなったり、すでに人工股関節の手術を受けた人は骨がはずれて脱臼を起こしたりする危険が高まるので、無理は厳禁です。

ひざを外側に開くと股関節がラクになる

そこで、股関節痛の人におすすめしたいのが、股関節を外旋させる(ひざを外側に開く)動作を取り入れること。
ひざを外側に開く動作を取り入れれば、股関節をそれほど屈曲させずにすむため、ラクに動かせます。
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靴下をはくときや足の爪を切るときは、イスやベッドの端に座り、ひざを胸に寄せるのではなく、外側に開いてみてください。これなら股関節をスムーズに動かしやすいでしょう。

もし、ひざを外側に開いた姿勢を取ったときに手が足先に届かない場合は、補助具を使うのもおすすめです。最近は、靴下はきのための自助具や柄の長い爪切りがあります。
それらを利用すれば、股関節に負担をかけることなく、ラクに靴下はきや足の爪切りができるはずです。

記事にあるセルフケアは安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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