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【ピロリ菌の除菌】除菌薬「タケキャブ」がおすすめ。LG21ヨーグルトの効果的な食べ方とは?

解説江田クリニック院長
江田 証

ピロリ菌の除菌について、専門医の江田証先生に話を聞きました。
検査で除菌が必要となった人は、ぜひ参考にしてください。

除菌治療は2段階で行われる

ピロリ菌とは、上の写真のような菌です。
ピロリ菌検査を受けて、ピロリ菌の存在が確認(陽性と診断)されたら、ただちにピロリ菌の除菌治療を受けましょう。ピロリ菌の除菌治療は、2段階で行います。1次除菌では、胃酸のを抑える薬と2種類の抗生物質を1日2回、7日間服用します。

そして、8週間後にピロリ菌の除菌判定を行います。炎や気管支炎などで長期的に抗生物質を服用していた人では、ピロリ菌に耐性がついて1回では除菌しきれないことがあるからです。そのため、8週間後に再検査を行って胃の中にピロリ菌が残っていないかを確認し、ピロリ菌が検出された場合には、抗生物質の種類を変えて、再び除菌(2次除菌)を行います。

除菌薬は、タケキャブがおすすめ

ピロリ菌の除菌薬には種類があります。
2015年からは、除菌治療で「タケキャブ」という胃酸を抑える特効薬が保険適用となりました。1次除菌での成功率は、それまでは70%程度でしたが、この薬の登場により92.2%と大きく高まりました。
除菌のさいには、医師にタケキャブの使用をお願いしてみるといいでしょう。

LG21ヨーグルトを除菌の3週間前から食べよう

1回でピロリ菌の除菌成功率を高めるなら、「ラクトバチルス・ガッセリーOLL2716」という乳酸菌がおすすめです。とても長い名前ですが、「LG21ヨーグルト」として市販されています。
スーパーやコンビニでもよく見かけるこのヨーグルトをとると、1回でピロリ菌の除菌成功率が14%も高まることが報告されています。

ピロリ菌には、胃酸に強いものの乳酸菌に弱い性質があります。LG21ヨーグルトの乳酸菌は胃酸に強く、胃の中に一定時間留まれるため、ピロリ菌の除菌に役立つのです。

具体的なやり方は、除菌の3週間前から1日2回、LG21ヨーグルトを食べて、1週間の除菌中も、薬を服用しながら食べつづけるだけ。手軽にできる方法なので、みなさんも除菌治療を受けるさいには試してみてください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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