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夜はちみつダイエットの効果|眠りが深くなって脂肪が燃え、ヤセ体質へ

解説 カラダネ編集部

就寝1時間前にはちみつをなめる「夜はちみつダイエット」が人気です。

夜はちみつダイエットを考案した、田井メディカルクリニックの田井祐爾院長は「食事制限や運動をしているのになかなかやせない人、ダイエットに失敗続きの人に、ぜひとも試してもらいたい」と話します。

なぜ、夜はちみつでやせられるのか…具体的な効果(やせるメカニズム)について解説します。

ダイエットに失敗する人には共通点がある

田井院長は、ダイエットに失敗する人には共通点があるといいます。

それは、夜の眠りが浅い、つまりは睡眠の質が悪いということ。睡眠の質が悪いと、私たちの体は「太りやすい体質」になってしまうというのです。

なぜ睡眠の質が悪いと太ってしまうのでしょうか?

眠りの質が悪いと太ってしまうのはなぜか

田井先生は次のように話します。

「実は私たちの体は、エネルギーの使われ方が時間帯によって変わります。例えば午前中は代謝で糖質が使われ、夕方からは脂質が使われるようになります。

そして、私たちの体は夜の睡眠中に成長ホルモンが分泌されて体がメンテナンスされますが 、そのメンテナンス作業に使われるエネルギーは”体脂肪”です。つまりは、よく眠れると体脂肪が使われてやせやすくなります。

逆にいえば、ぐっすり眠れない場合は成長ホルモンの分泌が悪くなって、体のメンテナンスに必要な脂肪が使われなくなります。
つまりは、睡眠の質が悪いと太ってしまう可能性が大きいのです。

眠れないと、成長ホルモンが減る以外にもう一つ問題があります。実は、食欲を刺激するホルモンが増えて、我慢しきれずについつい食べ物に手が伸びてしまいます」

極端ないい方をすれば、「寝るとやせる。寝ないと太る」というわけです。
みなさんの中で、食事制限や運動をしてダイエットに取り組んでいるのに思ったようにやせないなら、それはぐっすり眠れていないのが原因かもしれません。

夜はちみつは脳のエネルギー源になってヤセ体質へと導く

もうおわかりかと思いますが、夜はちみつダイエットとは、夜寝る前にはちみつをとることで眠りの質を高めて体脂肪を燃やしやすくする、つまりはヤセ体質になるための画期的ダイエット法というわけです。

ところで、夜はちみつで睡眠の質がどのようによくなるのでしょうか。

「実は眠りの質が悪くなる理由の一つには、脳のエネルギー不足があります。脳のエネルギー源は糖質ですから、糖質を適切に補充すれば熟睡できる可能性があります。
そこでおすすめなのが、良質な糖分であるはちみつをとること。
はちみつは、血糖値の上昇も緩やかで自律神経に悪影響を与えることもないので、その点でも理想的な糖分です」(田井先生)

夜はちみつダイエットに期待できる効果(やせるメカニズム)をまとめると、以下の通りです。


夜に眠る30分前~1時間前にはちみつを適量食べる

脳にエネルギーが補充される

深く眠れて睡眠の質もよくなる

成長ホルモンの分泌が促される→体のメンテナンスのために体脂肪が使われる

ヤセ体質になってダイエットに成功

田井先生は、ご自身でもこのダイエット法を実践し、25㎏やせた経験をお持ちです。田井先生の体験や、田井先生オススメの効果的なやり方については別の記事で解説します。

記事にあるセルフケアは安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ

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