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イノコ ハナエのきれいになる漢方 vol.12 〜妊活中のあなたへ。舌に苔がつく人は◯◯のとりすぎかも!〜

解説漢方薬剤師・国際中医専門員
イノコ ハナエ

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中国4000年の歴史の中で蓄積された、若さと美しさを追い求める中医学。
「未病(発病はしていないけれど病気の芽がある状態)」をあらかじめ見つけて予防するという考え方は、
老化を防ぎたい、遅らせたい方にとってぜひ知っておくべき知識です。
この連載では、中医学を用いて自分でできるとっておきの老化予防法をわかりやすく解説します。
第12回めの今回は、「妊活と水の乱れ」について。

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みなさんこんにちは。

前回に引き続き、妊活と中医学についてお話しします。
今回は「水(すい)の滞り」が妊活に及ぼす悪影響について。
ちなみに、PMSの記事でも、水の滞りについて触れていますので、よろしければご覧ください。

中医学では、本来身体にとって必要な水も、滞ると有害なものになると考えます。
この有害な物質を「湿(しつ。体の中の余分な水分)」や「痰(たん。湿が冷えて固まって循環が悪くなった状態)」といいます。
「痰」は、みなさんがご存じの痰とは異なるものですが、ベタベタ・ドロドロのイメージは同じです。

水のとり過ぎによって、身体に溜まった過剰な水分が冷え固まって循環が悪くなると、妊活の強敵である冷えをはじめとして、倦怠感や睡眠の質の低下、めまいなどを招いてしまいます。
このような状態を「痰湿(たんしつ)」といいます。

婦人科疾患である多嚢胞(たのうほう)卵巣症候群や卵巣のう腫は、痰湿と捉えられます。
前回の血の滞りのサインでも卵巣嚢腫を記載しましたが、瘀血(おけつ)と痰湿が絡み合ってできるものと考えられています。
医師に相談の上、生活養生や漢方で身体を整えることが大切です。

そのほかに身近な水の滞りのサインとして、おりものがベタベタしている、身体が重だるい、むくみや頭痛などがありますが、特に痰湿タイプの方は、お天気の悪い日(低気圧)に頭痛になりがちだったり、舌に苔がべったりつきやすかったり、大便で便器を汚したりしがちという特徴があります。

水の滞りを改善するためにおすすめの食材には、ハト麦茶やトウモロコシ、里芋やタケノコ、海苔など。
漢方薬では竹筎(ちくじょ)やキノコ類が入っているものがおすすめです。

最後に、痰湿タイプの方は、水分の過剰摂取に気をつけるようにしてください。
摂取した分は汗をかくなどして、きっちりと出してあげることが大切です。
また、味付けの濃いもの・脂っこいもの・甘いもののとりすぎも、痰湿の原因になりますのでほどほどにしましょう。

気になるサインがある方は、お近くの漢方薬局にご相談くださいね。


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この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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