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【ドライおからダイエット】を成功に導く2大秘訣とは?少ない食事量でも満腹になる食べ方

解説 カラダネ編集部

食物繊維がたっぷりの「ドライおから」は少量とるだけでも、便秘を改善して腸内環境を整えてやせやすい体質にしてくれます。

さらに、おからの原料である大豆に含まれる大豆たんぱく質と大豆サポニンには、脂肪がたまるのを防ぐ働きもあり、ダイエットにピッタリ。

ドライおからでダイエットできる理由はこれだけではありません。
白澤抗加齢医学研究所所長でお茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生に、ドライおからのさらなるメリットをお聞きしました。

ドライおからで自然と食べる量が減る

ドライおからは、食物繊維や大豆サポニンなどダイエットに役立つ成分がたっぷり。
でも、ドライおからのすばらしさはそれだけではありません。最大の利点は、満腹まで食べても、今までより実質的な食事量が減る点にあります。

そのことについて、白澤卓二先生(白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長、米国ミシガン大学医学部神経学客員教授)に話を聞きました。

「ドライおからは不溶性食物繊維が豊富で、胃腸の中で食べ物の水分や消化液を吸収して膨張します。そのため、食事に加えると、いつもより少ない食事量で胃腸が刺激されて、おなかが満たされるのです」

その結果、食事制限のストレスによる間食・夜食の予防に役立ちます。

ドライおからは保存がきく

ドライおからの作用は、生のおからでも得られますが、ある程度の量をとる必要があるので、食べ飽きてしまいがちです。また、生のおからは日持ちしないので、毎日購入して料理をしなければいけないという欠点があります。

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その点、ドライおからは乾燥しているので、食物繊維などの栄養素も凝縮されており、1日に大さじ1程度とれば、不足している食物繊維を補えます。また、粉状なので、みそ汁やヨーグルトに入れたり、調理中に少し混ぜたりと、使い勝手のよさも秀逸。

ドライおからはさまざまなメーカーから販売されています。さらに、自分で手作りすることもできます。
手作りしたものは、冷蔵庫で1週間程度は保存できます。

ドライおからダイエット成功の2大秘訣

ドライおからダイエットの効果をしっかり得るポイントは2つ。1つめは、食事といっしょにしっかりと水分をとること。ドライおからの食物繊維が十分に膨らむには水分を必要とします。
2つめは、ドライおからを今の食事にただ加えるだけではなく、みなさん自身も「いつも食べていた量」を自分で減らしてください。

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確かにドライおからを活用すれば、少量で満腹感が得られます。ところが、中には食卓にいつもの量があると、「残すのはもったいない」という意識が働き、おなかが苦しくなっても食べてしまう人がいるからです。

ドライおからを活用すれば無理なく食事量が減って、まず消費されやすい内臓脂肪が減っていきます。また、便秘も解消するので、おなかからへこんでスッキリしていきます。

また、ドライおからには、大豆由来のたんぱく質や大豆イソフラボンなど私たちの体に必要な栄養素や成分も多く含まれているので、健康的にきれいにやせられます。ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてください。

記事にあるセルフケアは安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ

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