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歩行時や起立時の股関節痛の激痛が【股関節スイング】で即日改善し驚いた

解説竹谷内医院院長
竹谷内康修

股関節痛の人は股関節のすき間が狭くなっています。そこで、股関節痛の患者さんをおおぜい診てきた竹谷内医院院長で整形外科医の竹谷内康修先生は、すき間を広げるセルフケア法として「股関節スイング」をすすめています。

股関節スイングは痛みがある人でも安全にでき、そして痛みを軽減してくれる運動療法です。実際に、実際に「股関節スイング」を行った患者さんを紹介します。股関節スイングのやり方については、一番下の関連記事をご覧ください。
この記事は、健康情報誌『夢21』で2018年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

生まれつき股関節が変形していた

神奈川県に住む河合玲子さん(仮名・43歳)は、先天性臼蓋形成不全が原因で股関節痛を発症しました。先天性臼蓋形成不全とは、臼蓋(骨盤のくぼみ)の形が生まれつき変形している病気。河合さんの場合は、臼蓋の屋根の部分が浅くなっていたのです。

そのため、30代半ばから10年以上も左の股関節に違和感を訴えつづけ、大学病院で定期的にレントゲン撮影を続けています。ただ、手術するほどの症状ではないと診断されていました。
ところが、6年ほど前から歩行時やイスから立ち上がるときにズキンズキンと激しく痛むようになり、近くのクリニックで鎮痛薬を処方してもらっていました。さらに、左の股関節のすき間が狭くなり、左右の足の長さが違ってきたため、調整のために足底板(靴に入れる治療用の中敷き)を使用していました。

痛み止めの薬が不要に!

そんな河合さんが私のクリニックを訪れたのは、今から4年ほど前のこと。診察したところ、河合さんの左股関節の可動域はかなり狭くなっており、周辺の筋肉も硬くこわばっていました。

そこで、河合さんには週に2回通院してもらい、施術で股関節や筋肉の調整をする一方、痛みを取る方法として「股関節スイング」のやり方を教え、自宅で行うように指導したのです。

初めて股関節スイングをやってみたとき、河合さんはすぐに股関節の痛みが軽くなったと驚いていました。河合さんは、私の治療を受けながら家では股関節スイングを1日に何回も行ったそうです。

その後、河合さんの股関節痛は、徐々に薄れてきました。そして半年後には、痛み止めの薬を飲む必要もなくなったのです。

現在でも、河合さんは定期的に私の治療を受けに来ています。もちろん、股関節スイングも自宅で欠かさず行っています。通勤時にもふつうに歩け、立ったり座ったりの動作もスムーズに行えるようになったと喜んでいます。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ

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