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【入浴中も危険】脳梗塞・脳出血の予防には脱衣所室温、脱水、食後すぐ入浴は要注意

解説陣の内脳神経外科クリニック院長
陣内敬文

脳梗塞や脳出血の発症と再発を防ぐには、入浴時も要注意です。陣の内脳神経外科クリニック院長の陣内敬文先生にお話をお聞きしました

脳梗塞や脳出血の心配がある人は、すぐに脳神経外科や神経内科で診てもらうことが大切です。

カラダネでは、脳梗塞や脳出血の発症と再発の防ぎ方、もしものときの対処法や治療法など、知りたいことがすぐに見つかる記事を多数用意しています。関連記事からご覧ください。

脱衣所と浴室の温度差をなくす、入浴の前後に水分補給をするなどの対策が大切

脱衣所と浴室の温度差による血圧の上昇が血栓をつくる原因になる

入浴の前後は血圧の変動が大きいため、脳梗塞や脳出血が多発します。特に冬は、脱衣所と浴室の温度差が大きく、血圧が変動しやすいので要注意です。

まず脱衣室で服を脱ぐと、寒さで血管が収縮して血圧が上昇します。次に、熱い湯に浸かるとさらに血圧が上昇しますが、湯に浸かっていると血管が開いて血圧が少し下がります。そして、脱衣室に戻って寒気にさらされると、血圧が再び上昇するのです。

血圧が急激に上昇すると、血栓(血液の塊)ができて脳血管がつまったり、破れたりする危険性が高くなります。

注意点① お湯の温度と入浴時間に気をつけよう

脱衣室を温める(冬の場合)、38〜40度Cの湯に浸かる、長湯をさけて入浴時間は5〜10分程度にする、といったことを心がけましょう。

注意点② 入浴前後の水分補給を忘れずに

また、入浴で汗をかくと、体から水分が失われ、血流が滞って血栓ができやすくなります。入浴の前後にコップ1杯の水(冷水は不可)を飲み、水分補給をしてください。

注意点③ 食後や飲酒後、朝起きてすぐの入浴は避けるべき

入浴のタイミングも重要です。食後や飲酒後、朝起きてすぐの入浴はさけたほうがいいでしょう。高血圧の人は、降圧剤を服用した直後の入浴も避けてください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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