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知ってる?医師推奨【見た目が若返る洗顔法】ほうれい線を薄くしたい人へ

解説東京警察病院形成外科医師
澤田彰史

同じ年齢でも「なぜか老けて見える人」と「驚くほど若く見える人」がいます。当たり前ですが、後者の「見た目年齢が若い人」になりたいと思いますよね?

形成外科医の澤田彰史先生に話を聞きました。澤田先生にはこれまでも見た目年齢が若い人と老けて見える人の違いを、特に顔の肌についてや、ほうれい線についての観点から解説いただいています。くわしく知りたい方は、一番下の関連記事をご覧ください。

この記事では、澤田先生が推奨している「見た目若返り洗顔」を紹介していただきました。もちろん、健康法である以上、「実践した全員の見た目が必ず若返る!」ということはありません。
とはいえ、簡単にできる洗顔法ですし、知らないのは損です。ぜひ、毎日続けてみてはいかがでしょうか。

42度Cで肌内部にHSPが作られる

年齢が同じでも、見た目が老けて見える人、若く見える人の違いはどこにあるのでしょうか。それは、少し強烈ないい方をすれば、肌が「干物化」しているかどうかが大きく関係しています。
干物化した肌は、肌の弾力を保つコラーゲンが減ってしまっている状態です。老け顔の象徴ともいえる、ほうれい線も深く長くなります。

そこで、私がおすすめしたいのが「42度C洗顔」。これは、40~42度Cの湯で顔を洗うだけの洗顔法です。みなさんは、温泉に入ったあと、肌がツヤツヤになった!体が元気になった!……そうした経験のある人は多いのではないでしょうか。
この理由の一つは、温泉に入ると、皮膚の中にヒートショックプロテイン(HSP)という特殊なたんぱく質が作られるからです。くわしく解説しましょう。

肌の弾力を保つコラーゲンが増やせる?

HSPは、私たちの体の中に何らかのストレスが加わったとき、そのストレスに対抗するために作られる物質です。

ストレスには、精神的なストレスのほかにも、熱・紫外線・放射線などの物理的なストレス、酸やアルカリなどの化学的なストレスがあります。私たちの体には、こうしたストレスで傷ついた細胞や、細胞を構成するたんぱく質を修復する力が備わっています。それが、HSPを作り出す能力です。  
HSPの働きには、免疫力(病気から体を守る力)の向上、低体温の改善、疲労回復、慢性痛の軽減などがあります。 そしてHSPは、肌の若返りにも大いに役立つと考えられるのです。

肌内部の真皮にあるコラーゲンは、体内で作られた過剰な活性酸素(体をサビつかせて老化を進める物質)によって破壊されます。HSPには、この過剰な活性酸素を減らすのに役立ち、肌細胞のダメージを防いでコラーゲンの生成を促し、肌を若返らせる働きがあると私は考えています。

HSPを増やすには、40~42度Cという熱めの湯に入浴すればいいと、多くの研究によ
って確かめられているのです。具体的には、「HSP47」というたんぱく質が体内に作られ、これがコラーゲンを増やすと考えられます。
通常、HSPは週2~3回、42度Cの湯に10分間入浴すれば増やすことができます。熱すぎて入浴できない人は40度Cでもいいのですが、その場合は湯に20分間浸かってください。

この原理を応用したのが、42度C洗顔というわけです。熱めのお湯に浸かることは、病気持ちの方にとっては気をつけるべき場合も多々あります。そうした人でも、42度C洗顔なら実践できるのではないでしょうか。

【やり方解説】42度C洗顔は、まさに「コラーゲン増やし洗顔」

では、やり方を紹介しましょう。まずは下の図をご覧ください。
s_見た目若返り洗顔.jpgまずは、メイクを落としたあとで常温の水でサッと洗顔します。そのうえで、42度Cの湯を両手で弾くようにしてパシャパシャと顔に軽く浴びせ、これを約3分間くり返します。  

常温の水と熱めの湯を使う理由は、その温度差がストレスとなってHSPがより多く作られる可能性を期待しています。次に、42度Cのお湯に浸けたタオルをしぼって顔に当て、約2分間きちんと保温します。気温が低く、タオルの温度がすぐ下がってしまう場合は、お湯に浸けて温めなおしてください。  
なお、最初の洗顔を2分間とし、次の保温を3分間としてもいいでしょう。トータルで5分間、顔を温めてください。

この42度C洗顔は、コラーゲンを増やす作用を狙っていることから、コラーゲン増やし洗顔ともいうべきオススメの洗顔法です。ぜひ、朝と夜の1日2回、毎日行いまし
ょう。洗顔後は、必ず保湿化粧品やクリームでしっかり保湿してください。

見た目の若返りに役立つ?やらないのはもったいない

注意点は、お湯の温度は必ず42度C以下に設定すること。43度C以上では温度が高すぎて人によっては肌を傷める原因にもなりかねません。 42度Cで熱すぎると感じたときは無理をせず、湯の温度を下げて38~40度Cに設定してください。38度CでもHSPは増やす働きが期待できます。  

このコラーゲン増やし洗顔を毎日続けていると、個人差はありますが、1カ月ほどで肌がふっくらしてくる人がいます。もちろん全員に同じ作用があるわけでは決してありません。とはいえ、この洗顔法を簡単ですし、実行しないのはもったいないと私は考えています。
実年齢以上に老けて見える人、特にほうれい線を気にしている人は、干物肌を改善し若々しくなることを目指して、ぜひ続けてみてください。

なお、コラーゲン増やし洗顔に加えて顔の筋肉を動かす体操をすると、干物肌の改善に役立ちます。顔の筋肉は、よく笑う、よく話すことによっても鍛えられます。日々楽しく表情豊かに過ごすことがとても大切です。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©Fotolia ©カラダネ 

澤田彰史先生 TV出演決定!

「悪魔の美容術」関西テレビ放送 2018年12月18日(火)21:00~22:54


かつて「禁断の美容術」で美を手にし、世界中で話題となった「アノ美女の今」を追加取材しに行く番組。
世界初!寿命を伸ばす最新遺伝子手術を1億円かけてした女性がテレビ初登場!

澤田彰史のコメント収録時の写真.jpg

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