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立ち上がると起こる【めまいの治し方】怖がらず、継ぎ足歩きや片足立ちを実践

解説 横浜市立みなと赤十字病院 めまい平衡神経科部長
新井基洋

立ち上がったり階段の昇り降りをしたりしたときにめまいがする人には、立ち姿勢で行うリハビリ体操がおすすめです。転倒防止のため、床が平らででまわりに障害物が無い場所で、なるべく誰かに付き添ってもらいながらやってみましょう。

めまいの専門医、新井基洋先生に話を聞きました。もちろん、めまいのある人は必ず医師に見てもらうことが重要です。

50歩足踏みで大きく左右にずれる人は注意

歩行中にめまいがしてふらつくと外出が怖くなり、家にとじこもりがちになります。こうしたストレスは、めまいの改善を妨げるので、立ち姿勢のリハビリ体操にも取り組み、外出の苦手意識を克服してください。

立ち姿勢のリハビリ体操は、足もとの安定した平らな場所で行います。バランスをくずしても体を支えられるように壁ぎわで行いましょう。高齢者の場合は、転倒や骨折を防ぐために、家族に付き添ってもらうことをおすすめします。

基本姿勢は背すじを伸ばしてまっすぐに立ち、顔も正面に向けます。この姿勢で[A][D]の体操をすべて試してください。
特に、立ち姿勢でめまいやふらつきが起こる人は[A]50歩足踏み、歩行中に起こる人は[B]継ぎ足歩き、階段の上り下りなどで起こる人は[C]片足立ち、歩行中の方向転換で起こる人は[D]ハーフターンをそれぞれ3回くり返しましょう。
なお、ハーフターンを行ったときに、右回りでめまいやふらつきを感じた人は左耳に、左回りでめまいやふらつきを感じた人は右耳に異常があると推測されます。左右とも試して苦手なほうを行ってください。

[A]の50歩足踏みは、その日のコンディションを見極める判断材料になります。その場合は、目を閉じて行う閉眼50歩足踏みで、開始した位置から左右に大きくずれている場合は、歩行中に大きくふらつく恐れがあるので、転倒や事故を防ぐために外出を控えたほうがいいでしょう。
耳鼻科の診察を受けたことがない人も、閉眼50歩足踏みでめまいやふらつきがしたり、大きくずれていたりすることが続く場合は、早急な受診が必要です。

立つと起こる「めまい」を改善に導く体操のやり方図解

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もしも、実践して体調が悪くなる場合は、必ず専門医に診てもらうことが最重要です。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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