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【便秘改善の水分補給法】緑茶やコーヒーの飲みすぎは便秘を逆に招く可能性が。水か白湯を飲もう

解説城クリニック院長
城 俊明

みなさんは、毎日意識して水分をとっていますか?特に便秘の人は水分補給が重要といいます。

とはいえ、水分ならなんでもいいわけではありません。
この記事では、便秘改善に最適な飲み物と水分量を城クリニック院長の城俊明先生に聞きました。

水分補給で便秘が改善する人もいる

便秘の人は、意識的に水を飲むことが大切です。なぜなら、水分不足が便秘を悪化させる可能性があるため。つまり、便秘の原因になってしまうのです。
簡単にいうと、腸が乾いて便が硬くなってしまいます。

便秘の人は、意識的に1日に1.5~2リットルは、水分をとるようにしましょう。実は、水分の補給のみで便が軟らかくなり、便秘が改善することは多いのです。

緑茶やコーヒーには利尿作用があり、便に水分が残りにくい?

ところが緑茶やウーロン茶、コーヒーなどには注意が必要。これらの飲み物にはキサンチン類(カフェイン、テオフィリンなど)という利尿作用(尿を出す作用)のある成分が含まれています。
そのため、尿がたくさん出てしまい、便に水分が残りにくくなってしまうのです。当然、便は軟らかくなりません。

当院外来に便秘の相談で来院される患者さんに、日ごろ飲まれている水分を尋ねると、98%の人が緑茶・コーヒー・ウーロン茶と答えました。これでは、みずから便秘を招いているといっても過言ではありません。

便秘の予防・改善には、水や白湯を飲むようにしましょう。麦茶、ジュース、スポーツドリンク、牛乳などでもけっこうです。
緑茶やコーヒーを飲みたい人は、水もいっしょに飲むようにしましょう。ただし、水分を多くとると、高血圧・心臓病・腎臓病のある人には負担になることがあるので、専門医に相談して行うようにしてください。

さらに便秘は軽視しないで、必ず一度は専門医に診てもらうことが重要です。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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