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便秘の原因は間食のスイーツ!? 腸の働きをよくしたいなら、甘いものは食後に

解説 新宿大腸クリニック院長
後藤利夫

みなさんは、甘いお菓子はよく食べますか?疲れた時や小腹が空いた時など、少なからず口にすることはあるでしょう。また、「甘いものは別腹」というくらい、お菓子は満腹のお腹でもペロリと食べられてしまい、そして止まらない、なんとも魅力的な誘惑でもあります。

ところが、甘いお菓子に使われる砂糖は、女性にとって大敵ともいえる、便秘を招く原因になることがあるといいます。適切な量をしっかり知っておきましょう。
専門医の後藤先生に話を聞きました。



糖反射が起こると蠕動運動が弱まる

女性にとって、甘いお菓子を食べることは大きな楽しみの一つ。ちょっとした空き時間に、ケーキやクッキーなどを口にしている人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、意外なことに砂糖を使った甘いお菓子は、便秘の原因になる可能性があるため、注意しなければいけません。

砂糖をとると、胃の中で「糖反射」という反応が起こります。これは、体内に取り込まれた砂糖に対し、胃壁の神経のセンサーが過剰に反応することを指します。
糖反射が起こると、胃液の分泌が抑えられ、腸の蠕動運動(内容物を先送りする働き)が弱まり、食べたものの消化・吸収に時間がかかり、便秘を招く原因になるのです。

また、砂糖が便秘を引き起こすと、大腸に老廃物をため込んで悪玉菌を増やし、血液の質を悪くするおそれもあります。便秘を予防・改善するためには、腸内に善玉菌を増やして腸内環境を整えることが大切です。どうしても甘い物がやめられない人は、せめて週2~3回に減らすか、食べる量を減らしましょう。そして、血糖値の上昇も比較的おだやかになる食後に食べるなどの工夫もしてください。

便秘の改善には、やはり規則正しい食事と運動が何より大切なことを忘れないでください。また、便秘を軽視せず、専門医の治療を受けることも重要です。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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