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20年悩んだ直腸性便秘がお尻上げ排便で解消し、1日に4回もお通じがあった

解説カラダネ編集部

直腸性便秘の人におすすめの排便方法「お尻上げ排便」を実践し、長年の悩みから解放されたという人の話を紹介します。
2016年にわかさ夢MOOK31『便秘瞬時にスッキリ治った!腸内フローラ若返り1分マッサージ』で紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

直腸性便秘や直腸瘤の解説、ならびに直腸性便秘のセルフ改善法である「お尻上げ排便」についてくわしくは、一番下の関連記事をご覧ください。
もちろん、便秘の人は専門医に診てもらうことを忘れずにお願いします。

そのうえで、みなさんもお尻上げ排便を試してみませんか?

排便時に、上半身を前に倒していた

京都府に住む主婦の岩田佳子さん(仮名・69歳)は、およそ20年にわたって便秘に悩まされていました。排便すると、いつも肛門の手前に便が引っかかっているような違和感があり、スッキリしなかったといいます。そのため、いつもおなかが不快だったそうです。

「便秘薬を飲んでいたおかげか、便そのものは太く、2日に1回はお通じがありました。でも、便がとても硬く、すんなりと出ないので、温水洗浄便座の水流を肛門に当て、その水圧を利用して無理に排便するのが習慣になっていました」

そこで、何か手立てはないものかと探していたときに出会ったのが、肛門内科医の倉田正先生でした。2013(平成25)年1月のことだそうです。

「便秘の症状がひどくなってきたので、倉田先生の病院を訪れ、診察を受けました。肛門に指を入れて触診をしてもらったところ、直腸が腟のほうへ膨らみ、そこに便が引っかかっていることがわかったのです」

倉田先生に直腸瘤が原因による直腸性便秘と診断された岩田さんは、便を軟らかくする作用のある漢方薬を処方され、温水洗浄便座の正しい使い方も指導されました。

「温水洗浄便座を使うときは、水圧を低く設定し、肛門の奥まで洗わないことを指導されました。また、排便するときの姿勢を倉田先生から聞かれ、上半身を深く前に倒していると答えました。すると、倉田先生は、ポケット腸便秘を改善するには前傾姿勢ではなく、上半身を便器の後ろ側(フタ側)にもたれかけるような姿勢が適していると説明され、お尻上げ排便のやり方も教えてもらったのです」

倉田正先生.jpg岩田さんは、温水洗浄便座の水圧を低く設定し、倉田先生から教えてもらったお尻上げ排便と、上半身を後ろにそらす排便姿勢を取るのが日課になりました。
「お尻上げ排便と漢方薬のおかげで、私の場合、初診から約2週間後には便が軟らかくなり、なんと1日に4回もお通じがあるようになったのです。そのため、漢方薬の量を半分に減らしましたが、排便は毎日ありました」

2月の中旬に、漢方薬は処方されなくなりましたが、毎日、ほどよい軟らかさの便がスルッと出ることは変わりなく、お通じは快調だったと岩田さんはいいます。

「直腸性便秘が改善し、夏からスポーツジムに通いはじめました。これからもお尻上げ排便を続けて、便秘とは無縁になりたいですね」
岩田さんは、明るい声で話してくれました。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ 

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