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リセット美容【洗顔のやり方編】心地よいぬるま湯が理想で3〜5回水をかけてなでよう

解説 白金ビューティフルエイジングクリニック院長
山口麻子

素肌を美しくするために必要なのは、高級化粧品ではありません。
必要なのは、肌に備わっている「健康になろうとする力」を引き出すための”リセット美容”です。

リセット美容特集、第3回のこの記事では第2回の洗顔料の選び方に続いて「洗顔の正しいやり方」について美容医療の専門医である山口麻子先生に話を聞きました。

心地よいと感じる水温で洗おう

たった数分とはいえ、洗顔は1日の中でも最も肌を傷める可能性が大きい時間帯です。やり方を間違えると、肌の老化は加速度的に進みます。
ポイントは、肌への刺激をいかに減らすか……では、刺激が少ない洗顔法について順番に説明しましょう。

●洗顔の回数について
これは朝と夜の1日2回以内が理想です。ただし、洗顔料を使うのは夜だけにしてください。朝は夜に寝ていただけですから、顔が汚れていることはありません。

●洗顔のときの湯温
体温より低い37℃以下が目安で、心地よく感じるぬるま湯でOK。体温よりも高い42℃以上は肌の保湿成分が流れ出て、乾燥肌を招きますので避けてください。

●洗顔のやり方
手にぬるま湯をためて3〜5回、パシャパシャと顔にかけて両手で顔を軽くなでていただいてかまいません。
オイリー肌の人は、10〜15回、顔にお湯をかけて両手で軽くこすりましょう。

●注意点
お湯を手でバシャっと勢いよくかけたり、水圧の強いシャワーを顔にかけたりするのは刺激が強すぎるので危険です。
両手で顔を優しく包み込むように洗ってください。

洗顔しないでタオルで顔の汚れを拭く人もいますが、こする刺激が強すぎます。絶対にしないでください。洗顔後に水滴をとるさいは水分をタオルに染み込ませる感じで優しくふき取りましょう

●番外編……最後に氷水をかけるといいって本当?
洗顔の最後に「氷水をかけるといい」といった話をよく耳にします。一説には毛穴を引き締めるためともいわれますが、私はその必要はないと思います。

そもそも、素肌をキレイにするために刺激を極力減らすべきなのに、氷水を顔にかけるだなんて本末転倒といわざるをえません。


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写真/© カラダネ © Fotolia

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