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【まゆなぞりの体験談①】スマホ老眼の合いづらいピントが改善して眼圧も低く安定した
視界がぼやけたりかすんだりするだけでなく、放っておくと本格的な老眼や白内障の発症を早める可能性があるスマホ老眼。しかし、目のまわりの筋肉をほぐして、ピント調整筋である毛様体筋の緊張も軽減する「まゆなぞり」で予防・改善できる可能性があると倉敷芸術科学大学客員教授の内田輝和先生は話します。くわしくは、こちらの記事をご覧ください。
この記事では、実際に「まゆなぞり」を試した近藤美智子さん(55歳・仮名)の体験談を紹介します。以下は、健康情報誌『わかさ』で2018年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。
目の不調を感じたときは、日常生活で目を酷使することがないよう心掛けることに加え、眼科で専門医の診察と治療を受けることが大切です。そのうえで、記事で紹介するセルフケアも試してみてください。
目のピント合わせに時間がかかるようになった
私は仕事で毎日パソコンを使っています。また、5年前に携帯電話をスマホに買い替えてからは、夜寝る前の1〜2時間、必ずスマホを見るのが習慣になりました。
主に、インターネットのニュースを見たり、友人とラインのやり取りをしたり、ツイッターをチェックしたりして過ごしているのです。
スマホやパソコンの画面のブルーライトが目に悪いことは知っているので、パソコンを使用するときはブルーライトをカットする眼鏡をかけたり、スマホにはブルーライトカットのアプリを入れたりして、自分なりにケアしていました。
それでも、日ごろから眼精疲労や肩こりに悩まされるようになってしまったのです。
そんな中、ここ2〜3年で急にスマホや新聞の文字が読みにくくなってしまいました。見ようとする文字にピントが合うまでに時間がかかるのです。違和感がありましたが、放置していました。
まゆなぞりと脳点さすりでピント調整が改善した
実は、2年ほど前に会社の健康診断で、緑内障の疑いがあると指摘されました。慌てて再検査をすると、治療を要するレベルではないものの、眼圧が少し高いことがわかりました。何かいい改善法はないかと思っていたところ、書店で内田輝和先生のツボの本を見つけて、治療してもらうことにしたのです。
内田先生によれば、眼精疲労や肩こりに悩まされるのも、目のピント合わせに時間がかかるのも、スマホやパソコンで目を酷使した結果、スマホ老眼になった可能性があるからだそうです。
そこで内田先生に、後頭部やこめかみ、まゆ頭に鍼を打ってもらいました。すると、一瞬で視界が広がって、物がよく見えるようになったのです。さらにスマホ老眼を自分でケアできる「まゆなぞり」を教えてもらいました。
以来、3〜4週間に一度のペースで先生の治療院に通いながら、自宅では毎日、まゆなぞりを行うことにしました。
さらに、まゆなぞりの作用をアップする「脳点さすり」も教えてもらい、習慣にしました。まゆなぞりも脳点さすりも手軽にできるので、昼休みや入浴中、寝る前など時間があるときに行っています。
こうして地道にケアを続けたおかげで、現在は、眼圧が低く安定し、眼精疲労や肩こりが改善、目のピント調節もスムーズに行えるようになりました。これからもまゆなぞりを続けて、目を大切にしたいと思います。
記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
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