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【スマホ老眼】を予防・改善する「まゆなぞり」で目のぼやけやかすみを改善しよう

解説倉敷芸術科学大学客員教授
内田輝和

スマートフォンの多用によって、視界がぼやけたりかすんだりする「スマホ老眼」。放っておくと、本格的な老眼や白内障の発症を早める可能性もあるといわれています。スマホ老眼を予防・改善するセルフケアについて、倉敷芸術科学大学客員教授の内田輝和先生にお話を聞きました。

目の不調を感じたときは、日常生活で目を酷使することがないよう心掛けることに加え、眼科で専門医の診察と治療を受けることが大切です。そのうえで、記事で紹介するセルフケアも試してみてください。

目のまわりの筋肉をほぐす「まゆなぞり」のやり方

スマホ老眼を防ぐには、まずピント調整筋とも呼ばれる毛様体筋を休めるために、長時間のスマホの使用を控えるべきです。また、スマホ画面にブルーライトカットフィルムを貼ったり、ブルーライトカット眼鏡を装着したりするのもおすすめです。

そのうえで、スマホ老眼を改善するために、「まゆなぞり」を習慣にしてみてください。

まゆなぞりとは、目とまゆ毛の間に人さし指と中指を当て、左右に10回、横さすりする簡単な方法です

スマホ老眼になると、目を細めて物を見ようとするため、まゆの下の筋肉が緊張してきます。まゆなぞりは、その硬くなった筋肉をほぐすのにおすすめです。

顔の筋肉は連動して動いているので、目のまわりの筋肉がほぐれれば、毛様体筋の緊張もほぐれて動かしやすくなると考えられます。

目の疲れを感じたときにまゆなぞりを行えば、その場で視界が明るくなり、物がハッキリ見えるようになる人がおおぜいいます。

また、まゆの下には脳の働きに通じているとされる「魚腰(ぎょよう)」というツボがあります。

まゆなぞりで魚腰を含むゾーンを広く刺激すれば、脳も眼球の動きもスムーズになり、ピント調節力の改善が期待できます。

まゆなぞりのやり方は、こちらの図を参考にしてください。

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❶皮膚に軽く圧をかけ、左右に横さすりする


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❷1秒間に1往復するくらいのペースで10回(約10秒)横さすりして1セットとし、1日に5セット行う

さする強さは消しゴムをこするイメージで、皮膚に軽く圧をかけ、気持ちがいいと感じる程度にやさしくさすってください。

入浴後や寝る前など、体がリラックスしているときに行えば、その日の目の疲れをリセットすることができるでしょう。

まゆなぞりを日課にすれば、スマホ老眼の改善だけでなく、夕方や週末に目が疲れやすくなったり、物が見えにくくなったりする「夕方老眼」や「週末老眼」の予防にも役立つと私は考えています。

脳や目の血流を促す「脳点さすり」でさらに作用が高まる

まゆなぞりの作用をより高めたい人は、まゆなぞりの前に「脳点さすり」を行ってみてください。「脳点」とは、私が、これまでの治療経験にもとづいて発見したツボで、脳や目の血流を促す作用があると考えています。

脳点は、後頭部と首の境に左右一つずつ位置しています。両手の人さし指と中指を後頭部の頭蓋骨のきわに当て、10回横さすりすれば、効率よく脳点を刺激できます。

まゆなぞりと同様に、10回で1セットとし、1日5セット、目をよく使ったあとに行えば、スマホ老眼の改善が期待できます。脳点さすりは、まゆなぞりの直前に行うことをおすすめします。

「脳天さすり」のやり方は、こちらの図を参考にしてください。

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脳点は、後ろ首の髪の生えぎわから指幅3本分上のところにある。ここに、両手の人さし指と中指を当て、左右に10回横さすりする。これを1セットとし5セット行う。

もちろん、「まゆなぞり」や「脳天さすり」を行えば、誰でもすぐに目の不調が改善するわけではありませんが、簡単に試すことができる方法なので、ぜひ一度挑戦してみてください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

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