【ドライアイ対策の体験談】眼科医奨励の「カツオだし」を1日3食とったら1週間で目の乾きが改善|カラダネ

カラダネ(わかさ出版)
医師や専門家とあなたをつなぐ、
健康・食・くらしのセルフケアが見つかる情報サイト

【ドライアイ対策の体験談】眼科医奨励の「カツオだし」を1日3食とったら1週間で目の乾きが改善

解説 カラダネ編集部

日本人にとって身近な「カツオだし」は、実はドライアイや疲れ目の改善におすすめの食材であると梶田眼科院長の梶田雅義先生は話します。

この記事では、ドライアイに悩み、実際にカツオだしを試した人の体験談を紹介します。以下は、健康情報誌『わかさ』で2010年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

極度の目の疲れやドライアイに悩んでいる人は、眼科で診てもらうことが大切です。そのうえで、カツオだしを利用したセルフケアも参考にしてください。

パソコンの多用で発症したドライアイが1日3回のカツオだしの摂取で改善した

パソコンの多用でドライアイになった

「カツオだしがドライアイにいいと聞いたときは、本当かなと思ったのですが、実際に体験してみて、そのすごさがわかりました」

そう話すのは、千葉県に住む会社員の竹村裕児さん(37歳)です。

「職場でパソコンを扱うのは今や常識ですし、家に仕事を持ち帰ってパソコンに向かうこともよくあります。そうして毎日、目を酷使していたせいで、いつのまにかドライアイになっていました。そのため、目のショボショボ感やヒリヒリとした痛み、疲れ目には常に悩まされました」

友人から、「ドライアイの改善にカツオだしがいいらしいよ」と聞いたときは半信半疑でしたが、高価なものではないし、すぐ手に入るものなので、試してみようと思ったそうです。

顆粒タイプのカツオだしを使った汁物を1日3回とった

竹村さんは、顆粒(かりゅう)タイプのカツオだしを1グラム使って、お椀1杯分のみそ汁やすまし汁を作り、朝・昼・晩の食事のさいに、1日3杯を目安にとったそうです。

「独身で料理もあまり得意ではないですが、顆粒タイプのカツオだしを使えば、みそ汁やすまし汁が簡単に作れます。具には、ワカメ・麩(ふ)などの乾物や、そのとき冷蔵庫にある余り物の野菜を使いました」

一週間で目のショボショボ感やヒリヒリとした痛みが軽くなった

そうしてカツオだしを毎日とるようにして一週間たったころには、目の状態に変化が現れたといいます。

「ドライアイによる目のショボショボ感やヒリヒリとした痛みは仕事を終えた夜に一番強く出ていたのですが、カツオだしをとりはじめてから、仕事終わりのそうした症状が軽くなっているのに気づきました」

日中の眠けも改善した

さらに、大きな変化がありました。それまでは、毎日十分な睡眠を取っているにもかかわらず、目の乾きのせいで日中に強い眠けに襲われ、仕事に支障が出る場合もよくあったそうですが、カツオだしをとりはじめてからは、眠くて困るということが全くなくなったのです。

「眠くなるのは、目が疲れているので、そろそろ休んだほうがいいという体からのサインだったのかもしれません。カツオだしのおかげで目の疲れが取れただけでなく、仕事への集中力も高まり、とても助かっています」

ほとんど料理をしない人でも、手軽に、時間をかけずに料理に使うことができるカツオだしは、目のコンディションを整えるのに最高だ、と竹村さんは話しています。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

関連記事

この記事が気に入ったらいいね!しよう