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【やり方動画つき】白内障の視界クッキリ!白内障の進行予防におすすめの[視力アップ押圧]

解説 血液循環療法協会会長
大杉幸毅

白内障は、早かれ遅かれ、誰もがかかってしまう目の病気といわれています。そのため予防はとても重要です。

白内障の予防といっても、食生活や運動法など実にさまざま。この記事では、著名な治療家である大杉幸毅先生(血液循環療法協会会長)に、自分でできる簡単な手技(ハンドテクニック)を紹介していただきました。
そのやり方は、記事下部の動画でも解説しています。動画でもやり方をチェックしてください。

白内障の疑いがある方は、視力アップ押圧に取り組むとともに眼科医の治療を受けることを忘れずに。



大臣クラスの政治家や著名なジャーナリストも絶賛した治療法の一種

白内障予防のために試していただきたいのは、手の親指で目の周りを押圧する「視力アップ押圧(おうあつ)」です。
視力アップ押圧は血液循環療法という治療法(手技療法)の一種で、みなさんも自分の親指で簡単に実践できます。

まず血液循環療法について簡単に解説しましょう。
この治療法は100年以上前から実践されてきた秘伝の手技療法で、大臣クラスの政治家や著名なジャーナリストも絶賛した類いまれな治療法です。医療が進歩する中、100年以上も受け継がれてきた点からもこの治療法がいかに優れているかがおわかりいただけるでしょう。

白内障予防の視力アップ押圧がツボ刺激より優れている理由

これまで手技療法というと、指圧によるツボ刺激ばかりが注目されてきました。ところが血液循環療法は、ツボ刺激よりも優れていると私は考えています。
血液循環療法では、患部にできた「しこり」を手の指で押圧して取り除くことで瘀血(おけつ。東洋医学でいう血流の滞った状態)を改善し、病気を治そうとする治療法です。

血液循環療法という名称のとおり、体の不調は血液循環の悪さが引き起こすと考えています。血液循環の悪さが患部のしこりとなって現れているわけです。
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やり方は、しこりのある部分(患部)に指でジワーッと押して圧をかけ、パッと離して圧を解放するだけ。
指で押圧すると、周囲の毛細血管内の血液が静脈側へ押し出されます。そして指をパッと離すと圧が解放されて、酸素や栄養をたっぷり含んだ新鮮な血液が動脈から毛細血管に流れ込み、しこりが徐々に小さくなるというわけです。

白内障の手術が回避できた人もいる

なお、白内障などの目の病気の場合、指でさわってわかるほど大きなしこりは現れません。目の病気や不調の大半は、目の末梢血管そのものが硬くなって起こると考えています。動脈硬化も、広い意味でのしこりであるというのが私の解釈です。

中には、首や肩のしこりが白内障の発症に悪影響を及ぼすこともあります。その場合には、首・肩にあるしこりを改善する押圧の治療を行います。
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視力アップ押圧は親指一本でできて白内障も予防

私のところを訪れる患者さんは関節痛を訴える人が多いのですが、問診すると目に悩みを抱えているケースが少なくありません。白内障の人はおおぜいいます。そうした人には、通常の全身治療に加えて視力アップ押圧を行います。

その作用はすばらしいもので、白内障でかすんだ視界がその場でクッキリしたり、進行が防げて手術を回避できたり眼圧が下がって緑内障の進行が止まったりしたという驚くべき症例も多数ありました。

白内障の予防をはじめ緑内障や黄斑変性症の人はもちろん、老眼や近視、ドライアイ、疲れ目などの人も、視力アップ押圧をぜひ試してみてください。一度やれば、その作用にきっと驚いていただけるのではないでしょうか。

眼科医も白内障の人に指導している

視力アップ押圧は、眼科専門医の山口康三先生も実践されています。山口先生は、健康情報誌『夢21』の記事で次のような意見を述べられています。

 
「視力アップ押圧は、眼科医の私から見てもすばらしい治療法であることは間違いありません。そもそも、私が血液循環療法と出合ったのは、1986(昭和61)年のこと。恩師である故・馬淵通夫先生から血液循環療法のことを教えてもらったのがきっかけでした。その治療法について感銘を受けた私は、早速、大杉幸毅先生が開催している講習会に参加したのです。

大杉先生の講義を受けたあと、私は血液循環療法が白内障の予防など、目の病気や不調にも役立つことを直感しました。実際に自分で目を押圧してみたところ、昔から悩まされてきた目の疲れがあっさりと改善しました。

私は、血液循環療法を眼科治療に取り入れており、白内障の人にも血液循環療法を私なりにアレンジしたやり方を指導しています。私が治療している患者さんは、自宅でこの療法を行っている人がいます。その作用は医師の私も驚くほどです」

目のツボ刺激よりも優れている?

白内障予防に視力アップ押圧がなぜいいか?眼科医の見解

山口康三先生は、視力アップ押圧について眼科医の立場から『夢21』で次のように述べられています。

Prevention of cataract.jpg「視力アップ押圧が白内障をはじめ目の病気にいいのは、むしろ当然といえます。なぜなら血流が増えれば新鮮な酸素や栄養が十分に供給され、新陳代謝(古いものと新しいものの入れ替わり)が高まります。すると、目の組織の働きも高まるはずです。

以前から白内障などを防いで目の健康を維持するには、目の周囲のツボ刺激(指圧)がいいとされてきました。実際に、目の周囲にはたくさんのツボがあり、刺激すれば作用は期待できます。
その一方で、視力アップ押圧についてはあまり知られていませんでした。しかし私は、視力アップ押圧の作用は、ツボ刺激よりも優れているのではないか考えています」
以上のように、山口先生は白内障の予防に視力アップ押圧をすすめられています。

白内障予防に役立つ視力アップ押圧のやり方

白内障の予防におすすめの視力アップ押圧は、①目の上の押圧、②目の下の押圧、③眼球の押圧の3種1組です。その前に、手と指をよく洗って準備をしましょう。
やり方については、動画もぜひ参考にしてください。

目については非常にデリケートな部分のため、強く押しすぎるのは絶対に禁物です。特に眼球を強く圧迫しないように注意してください。
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視力アップ押圧①目の上側の押圧のやり方

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視力アップ押圧②目の下側の押圧のやり方

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視力アップ押圧③眼球の押圧のやり方

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初公開の【視力アップ押圧】やり方動画で白内障予防!

白内障のみなさん、私自身が視力アップ押圧を実践している動画もご覧いただき、参考にしてください。何度もいいますが、眼球を傷つけないように細心の注意を払って実践してください。

私自身も視力アップ押圧を実践しており、60代を過ぎた今も白内障とは無縁です。
最後に、実践した人の誰にも必ず変化が現れるというものではありません。眼科医の治療を受けつつ、やり方を十分に守って実践してください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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