きゅうりのすり流しスープで夏のむくみを改善しよう 〜キレイが作れるはじめてのローフードごはんvol.18〜|カラダネ

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きゅうりのすり流しスープで夏のむくみを改善しよう 〜キレイが作れるはじめてのローフードごはんvol.18〜

解説 料理家
安藤千英(chie)

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若々しさや健康は、食べ物によって作られます。
この連載では、料理家の安藤千英(chie)さんに今注目のローフードレシピを紹介していただきます。
ローフードとは、野菜や果物を生のまま、もしくは48℃以下で調理することによって、
酵素を丸ごと取り入れて体の中からキレイになろうとする食事法のこと。

今回ご紹介するのは、むくみの改善が期待できるきゅうりのすり流しスープ。

夏が旬の食材を使用したローフードレシピ。今回はきゅうりについてお伝えします。

夏に気になるのが、冷房の当たりすぎや、冷たいもののとりすぎで起こるむくみ。
体や胃腸が冷えて血流や水分代謝が滞ったり、暑さで水分摂取量が増えて体内の水分量のバランスが崩れたり、塩分過多になって体が血液中の塩分濃度を薄くするために水分をためこんだりすると、体内に水分がたまってむくみにつながってしまうといわれています。

きゅうりには、血流を改善するとされる「シトルリン」や、体内の余分な塩分を排出するとされる「カリウム」が含まれているため、むくみ改善の効果が期待できます。

また、カリウムは体液の浸透圧を調整するほか、筋肉の収縮や神経伝達を助ける働きもあるといわれており、補うことで、夏バテの1種であり、筋肉低下や嘔吐、痙攣などの症状をもたらす「低カリウム血症」を防ぐ効果も期待できると考えられています。

特におすすめなのは、すりおろして食べること。
すりおろすことで、きゅうりの中にある細胞が細かくなり、栄養を効率よく吸収できるようになるといわれているからです。
今回は、すりおろしたきゅうりを使ったスープのレシピをご紹介します。


きゅうりのすり流しスープ

材料(2人分)
きゅうり 2本
塩麹 小さじ 1
水 1カップ
ライム 少々
アマニオイル 少々

作り方
1.きゅうりをおろし機ですりおろします。
2.ボウルに入れて、塩麹、水を加えます。
3.器に2を入れてアマニオイルをさっとかけ、ライムを絞ります。

きゅうりはすりおろすだけでなく、ブレンダーにかけてスムージーに入れることもできます。ブレンダーにかけるさいには、摩擦熱で酵素が壊れないように、なるべく短時間で撹拌(かくはん)するようにしてください。
このような形できゅうりをとった生徒さんからは、「夏にむくみでパンパンになりがちだった足がすっきりした!」などの嬉しい報告をいただいています。

ちなみに、トッピングに使用したアマニオイルは「飲む美容オイル」ともいわれ、人間が体内で作り出すことのできない必須脂肪酸を豊富に含んでいます。
不足しがちなオメガ3が豊富なので、ちょい足しにオススメですよ。


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写真/© カラダネ

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