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PMSのイライラに。体側伸ばしで呼吸を整え、自律神経を整えよう 〜月経血コントロールヨガ vol.6〜

解説 女性のためのヨガ協会代表
仁平美香

この記事は約3分で読めます。

毎日少しのケアでエイジレスな女性を目指しましょう。
この連載では、月経血コントロールヨガの講師で
女性の心と体に詳しい仁平美香先生に、
日常生活で簡単に取り入れることができるヨガを教えていただきます。
第5回は、生理痛やPMSのイライラを改善する”体側伸ばし”を紹介します。
こんにちは。仁平美香です。
今回は、体の側面(体側)を気持ちよく伸ばすポーズをご紹介します。

東洋医学では、体側には肝臓に関わるツボや経絡があり、硬くなると肝臓自体の機能が落ちるばかりか、イライラなど感情面の不調も表れるとされています。
また、解剖生理学でも、体側が硬くなると姿勢が悪くなったり、呼吸が浅くなったり、女性らしいくびれがなくなってしまうと考えられています。
さらに、体側を含めたおなか全体をしなやかにすることで力みのない腹式呼吸ができるようになると、自律神経を整えたり、骨盤底筋を守ったりすることにもつながります。
自律神経を整えることで心身をリラックスさせる副交感神経の働きがよくなり、ストレス耐性が高まることから、生理前後の感情の起伏に悩んでいる人には特におすすめのポーズです。
体側の硬さは姿勢の美しさや呼吸にも影響が大きく、放っておくと生理痛などの不調にもつながるため、積極的にケアしましょう。

今回は、脚の筋肉だけに頼りすぎずに、おなかのインナーマッスルを正しく使いながら体側を伸ばすためのポイントもあわせてお伝えしますね。

骨盤底筋を強化する体側伸ばし

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①脚を広めに開き、左足のつま先を横に向けます。反対側のつま先は正面に向け、少しだけつま先を内側に入れます。

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②左足の方向に腰を軽く落とします。この時、すねが床に対して垂直になるくらいの足の幅にしてください。ひざの向きに足のつま先の向きを合わせます。
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③左脚のひざ上に左腕を置き、右手を右体側の延長線上にまっすぐ伸ばします。このときに、前足に上体の体重を乗せないように注意してください。下腹部から天井に向かってまっすぐロープで吊り下げられているようなイメージを保ちながら、5呼吸ほどキープします。上体を起こし、反対側も同じように行います。

体側が気持ちよく伸びていることを感じることができたのではないでしょうか。
体側をしなやかにすることで月経前後の心身の不調を改善し、毎日を健やかで穏やかに過ごしましょう。

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記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

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