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酢タマネギと動脈硬化の原因になる悪玉コレステロール&血中脂肪の関係

解説南越谷健身会クリニック院長
周東 寛

血液中に悪玉コレステロールや中性脂肪の増えると、血管が硬くなって老化する動脈硬化を引き起こします。
これら、血中脂肪の改善に、酢タマネギを推奨するのが南越谷健身会クリニック院長の周東寛先生です。

周東先生は、
タマネギに血中脂肪の低下作用があることを確認した試験(元東京大学医学部講師の斉藤嘉美先生)を紹介してくれました。

タマネギの乾燥粒を食べると88%の人の中性脂肪値が低下

試験では、糖尿病の22人がタマネギの乾燥粒(生タマネギ40g相当)を20週間にわたって摂取したそうです。
その結果、総コレステロール値が高かった15人中12人(80%)に総コレステロール値の低下が認められ、そのうちの8人は目標値まで低下しました。

※目標値…心血管系の合併症がある人は総コレステロール値が180mg/dL未満、肥満や高血圧などの危険因子がある人は200mg/dL未満、危険因子のない人は220mg/dL未満

総コレステロール値については、平均220mg/dL台の総コレステロール値が8週間後から大きく低下し、12週以降では200mg/dL前後に保たれています。
また、22人のうち中性脂肪値が基準値(150mg/dL未満)を上回っていた16人では、タマネギ摂取後は14人(88%)に低下が見られ、そのうち4人は正常値の150mg/dL未満まで下がりました。また、平均250mg/dL以上あった中性脂肪値は、12週以降から200mg/dL前後に保たれていました。

タマネギの血中脂肪の低下作用グラフ

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悪玉コレステロールも低下する

この試験報告で興味深いのは、タマネギの摂取により善玉(HDL)コレステロール値に大きな変動がなかったものの、悪玉(LDL)コレステロール値が4週間後から大きく下がり、その状態が20週間後まで続いたことです。

こうした血中脂肪の低下作用は、タマネギの香り成分であるジサルファイド抽出物や色素化合物のケルセチン、インスリンの材料になる亜鉛やマグネシウム、食物繊維、ビタミンなどの相乗効果によってもたらされると推測されます。

まとめ

酢タマネギには、ちょっとした作り方のコツがあり、下の関連記事にある「奥深き「お酢」の世界〜完全攻略レシピ集〜」でくわしく紹介しています。

また、悪玉コレステロールや中性脂肪に対してだけではなく、期待できる働きが満載です。ぜひ、記事をチェックして健康習慣として取り入れてみてください。

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この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ

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