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酢タマネギがダイエットにいいって本当? ポリフェノールや硫化アリルの力を医師が解説

解説南越谷健身会クリニック院長
周東 寛

「これまでいろいろなダイエット法を試してみたけれど、どれもうまくいかなかった、という人、多いと思います。そんなあなたにこそ、酢タマネギを強くおすすめします」
というのは南越谷健身会クリニック院長の周東寛先生。

酢タマネギは、酢にハチミツなどを加えタマネギを漬けた話題の健康食です。酢タマネギについてくわしくは「酢タマネギのすべてがわかる完全まとめ|作り方、使い方、アレンジレシピなど」をご覧ください。

タマネギが糖や脂肪の燃焼を促進する

タマネギに含まれるポリフェノール(植物の色素成分)の一種「ケンフェロール」は、細胞内のミトコンドリアを活性化させることがわかっているそうです。糖や脂肪を燃焼させて、エネルギーを生産するミトコンドリアが活性化すれば、それだけ減量効果が期待できます。

タマネギのにおい成分「硫化アリル」が体内で変わるアリシンも減量に役立ちます。体内で糖質がエネルギーに変わるときはビタミンB1が必要ですが、アリシンはビタミンB1の吸収効率を高めます。ビタミンB1の吸収が高まれば、それだけ糖のエネルギー変換が促され、余分な脂肪が蓄えられにくくなります。

酢の酸味のもとである酢酸は体内でクエン酸に代わり、ミトコンドリア内のクエン酸回路を促進する働きがあります。糖や脂肪の燃焼促進が期待できるのです。

酢をとることで体脂肪減少を確認

実際に、酢を毎日とるだけでも体脂肪が減少することは、国内外の試験で確認されています。

試験では、肥満(BMI25〜30)の男女157人を、
①1日に酢を15mlとる群
②1日に酢を30mlとる群
③プラセボ(疑似食品)をとる群
の3グループに分け、12週間後に腹部の脂肪面積や体重を測定して、試験前との変化を調べました。

その結果、③のグループでは体重が平均約0.4kg増加したのに対し、①では平均約1.2kg、②では平均約2kg減っていました。腹部の脂肪面積も①②ともに有意な減少が認められました(※出典:Bioscience Biotechnology and Biochemistry 73(8):1837.43 2009)

まとめ

当院の患者さんの中にも、酢タマネギの常食で減量に成功した人がいます。月に2 〜3kg減るのは、意外に簡単にできると思います。

私自身も酢タマネギの愛好家であり、肥満とは無縁です。酢タマネギを食べ続けている限り、これから先も肥満の心配はないのではないかと自分自身では思っています。

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この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ

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