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悩みやネガティブが自然に消える。出家・看護師直伝【ココロの免疫力アップ法】

解説看護師・僧侶
玉置妙憂

仕事、恋愛・結婚、友人・家族との関係、人生……生きていれば悩みは尽きません。でも、見方や捉え方を少し変えれば、ポジティブに向き合うことができるかも。

看護師でもあり僧侶でもあるという立場を生かして、医療・介護の現場で悩める人に日々寄り添い、スピリチュアルケアの活動も行う玉置妙憂さん。数多くの看取りを経験した玉置さんが語る、生も死も肯定して”今”を生きるというメッセージは、多くの人を励まし共感を呼んでいます。

毎日いろんなことがあるけど、くよくよせずに前を向いてゴキゲンに過ごしたい!そんなあなたに、玉置さんが「ココロの免疫力を上げる」ヒントを教えます。

その① 多次元思考で見なおそう

みなさん、こんにちは。
仕事に、子育てに、親の介護に…日々の生活は息をつく間もないほどハードスケジュールの連続。「たまには温泉でゆっくりリセットしたい~!」と思いながら、1日1日を駆け抜けていらっしゃることでしょう。

そんなあなたに必要なのは、体力だけでなく「心力(こころぢから)」。ここに紹介する簡単な3つの方法でココロの免疫力を上げて、柳のようにしなやかな「心力」をつけてください。

この世はタテ、ヨコ、高さがある立体的3次元。当然私たちも3次元に生きているはずなのですが、実は案外そうでもなさそうです。

例えば今朝の出来事。パートナーや同僚に対して、「なんでこれくらいのことやっといてくれないの!?」とイラッ、ムカッとしたとしましょう。そのとき、あなたが見ているのは、「これくらいのことをやってくれていない場面」だけです。

実はそれ、2次元。

もしかしたらやってくれなかった人は「忙しかった」のかも、「体調が悪かった」のかも、はたまた「これ私への何かのメッセージ!?」かも。つまり、自分の目に映り込んできていないところまで考えを広げるのが「多次元思考」です。

私たちは反射的に感情を発動しがちです。忙しかったり、疲れていたりすれば、なおさらのこと。今あなたが見ている場面をあっちからもこっちからも多次元思考で見なおしてみては?「イラッ、ムカッ」だった場面が、クスッと笑っちゃうようなシーンに変わるかも。

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その② プチリチュアルでリセットしよう

リチュアルとは、儀式のこと。仏道にも朝夕のお勤めや、日々の暮らしの中でくり返し同じことをする「儀式」があります。雨の日も、晴れの日も、体調がよくても悪くても、毎日決まって同じことをする。
くり返していくうちにあら不思議。どんなに波立った気分のときでも、いつもの「儀式」をすることでスーッと気分が落ち着いてきます。「儀式」は、まわりから自分を一瞬切り離してくれる結界のようなものなのです。

大げさなことでなくていいのです。例えば、やることがたまってイライラしてきたら「一度止まって深呼吸をする」とか、1日に1回は「3分空を見る」とか。毎日の生活の中に、ココロがちょっと楽になりそうな「自分流プチリチュアル」をつくってみてください。

それを大事にくり返していくうちに、たとえどんな大きな波が襲ってきたとしても、そのプチリチュアルをすれば、いつもの自分にスーッと戻れるようになります。
「プチリチュアルで日々こまめにリセット」、私のおすすめです。

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その③ 両極を知って真ん中を歩こう

「なんであんなこといっちゃったんだろう」
「なんでうまくできないんだろう」

など、自己嫌悪に陥ることってありませんか?私は、できることならいつも笑顔で優しくて、仕事もミスなく、家族にも愛情をたっぷりそそげる女性でありたい、と思っているのですが、現実は、なかなか……。
それで、自己嫌悪に陥るわけです。でも、自分でいうのもなんですが、たまにはよいところもあるんです。

仏教の教えに「中道(ちゅうどう)」という考え方があります。
簡単にいうと「どっちにもかたよらない」ってこと。消し去りたいほど嫌なところも、自慢したいほどよいところも、人には両方あるはずです。だから、ずっとよい人でありつづけるのも、私はダメだと思いつづけるのも、かたよっています。
ちょうどいい具合の真ん中をゆるゆるいくのがいいのです。

でもそのためには、自分の両極をしっかり知っておかないと真ん中がどこだかわからない。だから私たちはときおり日々の生活の中で、両極を感じさせてくれる出来事に出会うのですよ。両極を知って、真ん中を歩いていきましょう。

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いかがでしたか?
ピンとこなかった方はご連絡ください。ほかにも方法はあります(笑)。

最後に、今あなたがどんな状態でいらしたとしても、すべては必ず移り変わってゆくもの。だから、余計な心配は不要。「今このとき」を楽しんでいただきたいです。
それ以上頑張らなくていい。流れにのって楽しんでくれたら…合掌。

この記事は医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ

このコラムは以下の本に掲載されています。


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