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話題の健康ドリンク【ミルク酢】手作り法・飲み方・栄養成分を徹底解説

解説管理栄養士
小山浩子

ミルク酢は、牛乳と酢で、自分で簡単に作れるおいしい健康ドリンクのこと。
全く新しい健康法として話題です。

「最もいい作り方は?」「そもそも牛乳と酢って合うの?」「ヨーグルトの上澄み液(ホエイ)とは違うの?」……など、ミルク酢の考案者でもある管理栄養士の小山浩子先生にお聞きしました

沸騰させないのが肝!ミルク酢の作り方

早速、ミルク酢を作ってみましょう。作り方は下の写真解説であるように、とっても簡単。
材料は牛乳と酢だけですが、火加減ですが、沸騰させずに鍋のまわりにプツプツとしてくる程度に調整してください。

ミルク酢の作り方.jpg牛乳1リットルから作ると、出来上がるミルク酢は約800ミリリットル程度です。

ミルク酢とはなにか

ミルク酢とは文字通り、牛乳と酢をまぜて作る飲み物です。具体的には温めた牛乳に酢を加えると、液体と固体に分離します。これをザルでこせばミルク酢の完成です。
ザルに残った固体はミルクチーズになります。

ミルク酢は、いわばホエイ(乳清)です。ホエイというとヨーグルトの上澄み液のイメージが強いのですが、ミルク酢はヨーグルトのホエイとは全くの別物です。

ミルク酢の場合、生乳100%の牛乳を酸で分離させて作ります。すると、カルシウムを含むミネラルや水溶性のビタミンの8割以上がミルク酢の方に移ります。そのため、栄養価が非常に高いのが特徴です。
一方のヨーグルトは、生乳100%から作られているものは少なく、脱脂粉乳などを原料とする場合も多いので、ものによって栄養価にバラつきがあります。

また、ミルク酢は調理に使いやすいのもメリット。ヨーグルトのホエイは加熱すると苦味が出ますが、ミルク酢は加熱しても苦くならず、水の代わりに料理に使えます。

飲む目安量は朝晩100ミリリットルずつ

ミルク酢は健康ドリンクですから、一番簡単なとり方としては食前または食事中に普通に飲むのがおすすめ。
ほのかな酸味はありますが、おいしくて、牛乳が苦手な人でも飲めるのではないでしょうか。

1回100ミリリットル程度を、朝晩の食事のときに飲むというのが習慣化しやすいと思います。ただし、健康になりたいからといって、飲みすぎるのはおすすめしません。
少量を長く続けるのが秘訣です。

ミルク酢は料理にも使える

料理に使うのもおすすめです。ミルク酢は、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の五味のすべてを含んでいます。そのため、和風・洋風・中華どんな料理にも合い、味のバランスを整えてくれるのです。
素材の味を引き立てるので、塩分が少なくても満足できて減塩にも役立ちます(ミルク酢レシピについては、別の記事でも紹介します)。

ミルク酢は超高栄養

ミルク酢は、牛乳と酢という高栄養の2大食品が材料ですから、体にいいのは容易に想像がつくはずです。牛乳に多いたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルや酢に多い有機酸が体調を整えます。

具体的には、疲労回復やダイエット、美肌づくりに特におすすめです。ミルク酢に期待できる健康作用については、一番下の関連記事をご覧ください。

最後に、カルシウムやカリウムを多く含むので、腎臓病の人や人工透析をしている人は注意が必要です。主治医と相談のうえ、ご活用ください。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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