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薄毛・抜け毛でお悩みの人に【組み手シャンプー】を。考案者の私は70代の今もフサフサ

解説全理連名誉講師
板羽忠徳

年齢を重ねると気になってくる薄毛や抜け毛。とはいえ、男女や年齢を問わず、髪のツヤやコシのなさに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

そんな人たちにおすすめしたいのが「組み手シャンプー」。考案者の全理連名誉講師・板羽忠徳先生は、70代の現在もこの記事で紹介するシャンプーを含めた頭皮マッサージで、フサフサの髪を保っているといいます。くわしいやり方は記事をご覧ください。

洗髪法や食生活が薄毛・抜け毛の原因になる

s_板羽先生 トップ象徴写真2.jpg薄毛や抜け毛を、加齢や遺伝のせいだとあきらめていませんか。私は現在73歳ですが、写真のとおり20代並みの毛量を誇っています。しかし父方と母方の祖父はハゲており、遺伝的には、薄毛に悩まされる可能性が十分にありました。

私は長年、理容師・美容師として髪を扱う仕事をする中で、毛髪科学、皮膚科学、生理解剖学、自然食学、東洋医学などの研究をもとに薄毛・抜け毛の予防・改善策を独自に考案し、これまでに4万人以上の髪を救ってきました。

確かに加齢や遺伝による体質は薄毛・抜け毛の一因にはなりますが、そのほかに髪の手入れや、食生活などの生活習慣も大きく関わってきます。

例えば、正しい方法でシャンプーをしていないと頭皮に古い皮脂が残ったままになってしまいます。マイクロスコープで頭皮の状態を観察すると、古い皮脂を好む雑菌が繁殖していることがあります。私はこの雑菌も薄毛や抜け毛を引き起こす誘因の一つだと考えられます。
また、食生活に関しても、亜鉛や銅といったミネラルをバランスよくとらないと、薄毛・抜け毛を引き起こすことがわかっています。

このように薄毛や抜け毛にはいくつかの誘因があります。これらを改善し、頭皮の健康状態を保つことができれば、加齢や遺伝による体質などに関係なく、髪は生えてくると私は考えています。

髪が薄くなっても本数は変わらないことが多い

薄毛を気にする人は、髪が抜けてなくなったと感じているかもしれません。しかし実際は、髪が薄くなっても、本数は変わらないことが多いものです。

人間の髪は約10万本あり、日本人の髪の太さは直径0.06〜0.09ミリとされています。太さのピークは男性で20〜22歳、女性は25〜30歳といわれています。
髪の太さが30%減ると、見た目の髪量はピーク時の半分になり、50%減るとピーク時の4分の1になってしまうといわれます。本数は変わらないのに薄く見えるのは、髪が細くなっているからだと考えられます。

つまり薄毛が進行していても、太い髪を増やすことができれば、再びフサフサで若々しい髪型を取り戻すことが十分に期待できるのです。

組み手シャンプーのやり方

ここで、髪の生えるしくみを簡単に説明しましょう。

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髪は、皮膚の表面に出ている「毛幹」と、皮膚に埋まっている「毛根」で構成されています。毛根の下部には毛球という球根状の膨らみがあり、髪は毛球の中の毛母細胞が分裂することで成長します。

毛球の底にある毛乳頭も重要な役割を果たしています。毛乳頭は髪を成長させる栄養や酸素を毛細血管から取り入れ、髪の成長・休止をコントロールしています。毛乳頭は髪を作る要の部分ということになります。
ですから、毛母細胞や毛乳頭の働きが衰えると、髪が細く弱くなってしまうと考えられるのです。

太くて健康的な髪を増やすには、毛母細胞や毛乳頭へ栄養を行き届かせることが大切です。そのためには、栄養を運ぶ血液の流れをよくする必要があると考えられます。
ところが、髪の土台となる頭皮は、とても硬くて動かしにくく、意識して毎日ほぐさないと、すぐに血流が悪くなってしまう可能性があります。

そこで私が考案したのが、シャンプーとマッサージを組み合わせた「組み手シャンプー」です。「カニ」「エイ」「イソギンチャク」の3つの組み手を基本にして行います。
組み手を使うことで、頭皮を傷つけずに、ちょうどいい力加減でマッサージすることができます。くわしいやり方は、以下の図をご覧ください。

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このシャンプー法は、2度洗いが原則です。1回めは500円玉ほどの量のシャンプー剤で1〜2分かけて洗い、髪の脂分や汚れをしっかり落とします。
2回めはシャンプー剤を100円玉ほどの量にし、上の図で紹介した方法で5分ほどかけて頭皮をマッサージしながら洗ってください。

ポイントは、指の腹ではなく、指頭(指先と指の腹の中間の位置)を使ってマッサージをすることです。〝洗髪〟ではなく、頭皮を洗う〝洗頭〟のイメージで行うといいでしょう。
「組み手シャンプー」を行えば、頭皮の血流をよくすることができると私は考えています。血流がよくなれば、毛母細胞や毛乳頭に栄養がたっぷり運ばれて、太くて元気な髪が生えてくるようになるでしょう。

また、2度洗いをするので、汚れや皮脂をしっかり落として頭皮環境を清潔に保ち、薄毛や抜け毛の原因になる雑菌を除去することもできると考えられます。

もちろん、組み手シャンプーを行えば誰でも必ず作用が現れるわけではありませんが、毎日続けて6ヵ月ほどで薄毛が改善する人が多くいます。ぜひ試してみてください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© カラダネ © Fotolia

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