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睡眠薬に頼るほどの不眠が「夕方肩回し」で即日改善(体験談①)

解説RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック院長
白濱龍太郎

RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック院長の白濱龍太郎先生は、1日5分の不眠セルフケアとして、就寝する3時間前に肩甲骨周りを刺激して体温を上昇させる「夕方肩回し」をおすすめしています。

この記事では、実際に夕方肩回しを試した患者さんの体験談を掲載しています。体験談は、健康情報誌『夢21』で2014年に紹介されたものをウェブ用に再編集したものです。

不眠で悩んでいる人は、専門医の治療とあわせて試してみてはいかがでしょうか。くわしいやり方は、記事下部の関連ページで紹介しています。 

5年間悩んだしつこい不眠が「夕方肩回し」でその日に改善した

体は疲れていても夜は目がさえて眠れない不眠が5年間も続いた

「今まで睡眠導入剤を飲まなければ寝つけなかったのに、夕方肩回しをやったら、その日の夜からグッスリ眠ることができ、とても驚いています」

こう話すのは、千葉県に住む主婦の川合聡子さん(仮名・62歳)です。川合さんが不眠に悩むようになったのは、5年前にバセドー病(甲状腺の病気)を患ってからです。

「体が疲れてたまらないのに、夜は目がさえて眠れません。バセドー病の薬といっしょに睡眠導入剤も処方してもらって服用していましたが、医師からは習慣性があるのでできるだけ飲む回数は減らすようにいわれて、3日に1回のペースで使っていました」

川合さんは、バセドー病自体は数カ月で自覚症状がなくなり、1年ほどたったときには血液検査でも正常値まで回復しました。それでも、バセドー病は再発しやすいということもあって、5年たった今も薬を服用し、3カ月に1回は血液検査とともに診察を受けています。

「バセドー病の症状はほとんどなくなったのに、不眠だけが依然として続いていました。医師からは、年齢のせいもあるだろうといわれ、昼間に運動をしたり、半身浴をしたりしていましたが、なかなか改善しませんでした」

夕方肩回しを試したその日に不眠が改善した

そのようなときに、書店で目にしたのが、白濱龍太郎先生の不眠改善に関する著書でした。

「すぐに購入して読みましたが、特に関心を持ったのが寝る3時間以上前に運動をするということでした。深部体温が下がるときに眠くなるという説明がとてもわかりやすく、運動をする重要性が理解できました」

そして、白濱先生の病院を訪れ「夕方肩回し」を教わったという川合さん。その日のうちに、驚くべきことが起こりました。

「夕食の30分ほど前の午後7時ころに、夕方肩回しを5分ほど行いました。すると、わずか10回の運動なのに、体がポカポカしてきたのです。体はうっすらと汗ばんでいました。そして夜、いつもなら30分以上は寝つけなくて悶々(もんもん)とするのに、その日はストンと眠ってしまいました」

睡眠薬も一切不要に

川合さんは、こんな簡単な運動で改善するわけはないと、初めは信じていなかったのですが、翌日も、その翌日も、寝つきがよかったといいます。そして、夕方肩回しを初めて試した日から今に至るまで、一度も睡眠導入剤を飲まずにすんでいるそうです。

今では、それまで習慣だった寝る前のメール確認もやめて、早めに室内を暗くしたり、ぬるめのお風呂に入るようにしたりするなど、白濱先生がすすめている、夕方から夜の快眠習慣を守るようにしているそうです。

・記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、記事にある体験はあくまでも個人的な感想であり、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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