1. ニュース&コラム
  2. 【眠れない悩み】対策③ 夜間頻尿が原因の不眠。頻尿を防ぐ「足首のツボ」が効く

【眠れない悩み】対策③ 夜間頻尿が原因の不眠。頻尿を防ぐ「足首のツボ」が効く

解説明治東洋医学院専門学校教員養成学科長
矢野 忠

中高年が不眠に陥る原因として深刻なのが「夜間頻尿」です。
夜寝つけて十分に眠れていたのに尿意で目覚めてしまった!
1〜2時間おきに尿意で目が覚めてしまい、熟睡できない!
これらの症状が睡眠時間を短くし、体調不良を招くこともあります。

この記事では、夜間頻尿が原因で中途覚醒が起こる「頻尿型不眠」の改善におすすめのツボを、明治東洋医学院専門学校教員養成学科長の矢野忠先生に解説していただきました。誰もが必ず改善できるわけではありませんが、ぜひ試してみてください。

もちろん、夜間頻尿の悩みを抱えている人は、泌尿器科で診てもらうことが重要です。

よく眠れるツボより尿トラブルを改善に導くツボを刺激しよう

頻尿型不眠を改善するには、誘眠作用のあるツボよりも、頻尿の改善に役立つツボを押すことが大切になります。

夜間頻尿による不眠におすすめのツボ①「三陰交」の探し方

私がおすすめするツボは、両足の内くるぶしから指幅3本分上の位置にある「足の三陰交(さんいんこう)」です。

s_三陰交.jpg

足の三陰交は、古くから泌尿器系のトラブル改善に役立つツボとして知られてきました。そのため、頻尿のほかに、冷えやむくみの対策にも作用するツボとして有名です

「三陰交」のツボ刺激のやり方

足の三陰交は、親指の腹を使い、力を入れすぎないように押しましょう。皮膚が少しへこむ程度の弱い力で、親指の腹でツボをやさしく3秒押したら、3秒かけて指を離していきます。これを左右ともに5回ずつくり返すのを1セットとします。朝・晩に各1セットずつ行いましょう。

尿意を一瞬で和らげるツボ【夜尿点】

頻尿の改善に役立つツボをもう一つお教えします。その名もズバリ「夜尿点(やにょうてん)」というツボです。このツボは老若男女の頻尿を改善に導く点が期待されており、子供のおねしょ対策にも活用されています。

夜間頻尿による不眠におすすめのツボ②「夜尿点」の探し方

夜尿点は両手の小指にあるツボなので、布団の中で押すのにも好適です。また、不意な尿意を鎮めるのにも役立つとされています。会議中や通勤電車の中にいるときなど、どうしてもトイレに行けないタイミングで尿意が起こったときに押してみてください。そうすれば、尿意を和らげるのに役立つでしょう。

夜尿点の位置は、左右の小指の手のひら側で、第一関節の中央にあります。s_夜尿点.jpg

「夜尿点」のツボ刺激のやり方

足の三陰交を押すときと同じように、皮膚が少しへこむ程度の弱い力で、親指の腹で3秒押します。3秒押したら、今度は3秒かけて指を離していきましょう。これを左右5回ずつくり返すのを1セットとします。朝・晩に各1セットずつ行いましょう。

また、トイレに行けないタイミングで尿意を感じたら、そのつど押してもいいでしょう。頻尿型不眠にお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

関連記事

この記事が気に入ったらいいね!しよう