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【糖尿病】が薬だけでは改善しなかったが、太もものツボ刺激で血糖値もヘモグロビンA1c値も低下

解説 カラダネ編集部

糖尿病のセルフケアに役立つツボが太ももにあります。くわしい場所や刺激法は、当記事下部の関連記事からお読みください。著名な治療家の佐々木繁光先生が、推奨しているツボ刺激のやり方です。
実践した人の中には、血糖値が下がったという人もいます。

この記事では、薬を増やさなければならない状況だったのに、太もものツボ刺激のおかげで、主治医も驚くほど数値が下がったという体験談を紹介します。この記事は、健康情報誌『わかさ』で紹介されたものです。



血糖値が薬だけでは下がらなかった

東京都に住む会社員、田宮健二さん(45歳・仮名) は、糖尿病と高血圧の薬を10年前から飲んでいます。
母は血圧が高く祖父は糖尿病で、私はお酒も食べることも大好きなため、早くも30代で糖尿病と高血圧になってしまったのです。

降圧薬を飲む前は、最大血圧が175mmHg(正常は130mmHg未満)、最小血圧が110mmHg(正常は85mmHg未満)もありましたが、薬を飲んでからは最大血圧が130mmHg、最小血圧が85mmHgの血圧を維持していました。

しかし、血糖値は薬を飲んでも数値が徐々に上がり、2016年9月には空腹時血糖値が254mg/dL(基準値は110mg/dL未満。126mg/dL以上で糖尿病型)、ヘモグロビンA1cも7.2%(1~2ヵ月間の血糖値の推移を示す指標。6.5%以上で糖尿病型)にもなってしまったといいます。

さらにヘモグロビンA1cがぐんと上がって8.6%となり、そのときに薬の量を増やしたにもかかわらず、その後に9.0%にまでなってしまいました。主治医からはもっと薬を増やさなければならないといわれたそうです。

ヘモグロビンA1cが9%台から5%台へ

田宮さんは、慢性的な首痛と腰痛にも悩まされており、友達の紹介でツボ刺激についてくわしい佐々木整体治療院を訪れたのです。佐々木先生からは骨格のバランスが悪いことや冷えがあることを指摘され、施術をしてもらいました。

そして2週間後の治療のときに、糖尿病であることを話すと、自宅でできる太もものツボの押し方を教えてもらったのです。お酒を控えて食生活に気をつけながら、治療院に月1~2回通って施術を受け、1日1回、自分ですい臓強化の1点ツボを押しました。
すると、7月の検査では空腹時血糖値が153mg/dL、ヘモグロビンA1cは6.5%まで下がったのです。

これはきっとツボ押しの作用が出たのかもしれないと、さらにツボ刺激をSIました。そして、9月には空腹時血糖値は102mg/dL、ヘモグロビンA1cは6.1%になったのです。これには主治医もビックリしていました。
 
田宮さんは40代なのに糖尿病で薬も増えつづけており、これから先の人生はどうなってしまうのだろうか不安でした。こんなに数値がよくなってうれしいですし、このままいけば、薬の量を減らせるかもしれないと期待しています。首痛と腰痛もすっかりなくなり、体のだるさも取れて快適な毎日を過ごしています。

もちろん、ツボ刺激だけで糖尿病がよくなるわけではありません。病院での治療に加えて、食事療法や運動療法に取り組むのは基本です。そのうえで、治療の一助に太もものツボ刺激を試してみてください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/©カラダネ © Fotolia

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