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「私の命はあと何年?」は平均寿命ではわからない!〜グラフで寿命の目安を解説〜

解説カラダネ編集部

「自分はあと何年生きられる??」
そんなふうに考えたことある人、いらっしゃると思います。

みなさんは毎年国から発表される平均寿命をもとに自分はあと何年生きられる!!と考えていませんか?
例えば、「女性の平均寿命が85歳。私は今50歳だから、あと35年ね」といった具合です。そうした会話もよく聞かれます。

それは間違いです。

実際には、誰も自分の寿命などはわからないのですが、もしも目安で考えるなら、今50歳の女性は平均余命が約38年ありますから88歳までは生きられる計算になります。
平均余命のことはご存知ない方も多いかもしれません。国も、平均寿命についてはアナウンスしても、平均余命はあまり話題にしませんので…

この記事でみなさんに知っていただきたいのは、平均寿命と平均余命の違いについてです。

平均寿命とは、その年に生まれた人の平均余命のこと

平均寿命とは、簡単にいうと「発表されたその年に生まれた人の平均余命」のこと。
2017年に発表された平均寿命は、男性が80.75歳、女性は86.99歳。
つまり、「2017年に生まれた子供が男性なら80.75歳、女性なら86.99歳まで生きられる可能性がある!」ということです。

みなさんは平均寿命というと、「実際に亡くなったときの年齢の平均」と考えていた人が多いかと思います。それが間違いだとおわかりいただけたでしょうか。

その前に平均余命がわからない!という人も多いかと思います。

平均余命とは、あと何年生きられる?を考えるときの期待値

平均余命は、ものすごく簡単にいうと、「ある年齢に達した人があと何年生きられるか?を考えるときに役立つ期待値」のことです。

つまり、「私の命はあと何年?」を考えるときは、みなさんの今の年齢での平均余命で考えるのが正解です。何度も申し上げますが、本当の寿命は誰にもわかりません。

グラフで目安がわかる

上のグラフは、5歳間隔での年齢別平均余命です。例えば、グラフの70歳の女性の項目を見てください。
平均余命が19.81年とあるので、現在70歳の女性はあと約20年生きられる可能性があるといえます。つまり、平均寿命よりは長くて約90歳前後まで生きられる計算になります。

なお、このグラフは平成26年のもので、毎年ほんの少しずつ平均余命は延びています。大差はそれほどないのですが…
よって、このグラフの数値よりもみなさんはほんの少し長生きできる可能性があります。

最後に最も大事なことをつけ加えます。
平均余命は統計的な推計値であり、生活習慣や環境、個人差などにより大きく変わってくると理解してください。つまり誰にも当てはまるわけではないのです。
あくまでも参考数値。これからは100歳以上生きる人がたくさんいる反面、平均余命よりも短命になる人もいます。

一つ確実なことは、みなさんが長生きできるかは今日からの生活習慣が重要なこと。過去は変えられませんから、今日から続く未来の生活を有意義なものにしましょう。
現在すでに体に不調がある方は、専門医に診てもらったうえで今ご覧のウェブサイト『カラダネ』の記事にあるセルフケアも実践してみてはいかがでしょうか。

カラダネが、みなさんの悩み解消に役立つとうれしいです。

この記事は医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ

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