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【痩せるお風呂の入り方】脂肪が燃える!40度Cの湯に2度浸かるHSP入浴とは?

解説HSPプロジェクト研究所所長
伊藤要子

お風呂で大量に汗をかくと、なんだか痩せた気がしませんか?
実際には汗をかくだけでは一時的に体内の水分が減るものの、痩せるわけではありません。でも、お風呂の入り方によっては「痩せやすい体質」へと近づくのは事実。

痩せやすい体質になる「お風呂の入り方」について、医学博士の伊藤要子先生に話を聞きました。特に「入浴はシャワーのみ」というダイエッターのみなさんは必読!
痩せる入浴法、今日から試してみませんか?

痩せにくい人には低体温が多い

ダイエット中のみなさんに、ぜひ試していただきたい入浴法、それは低体温を解消する入浴法です。というのも、ダイエットをしてもなかなか痩せない人の多くは、私の経験では平熱が36.0度Cを下回る、いわゆる「低体温」である場合が多いからです。
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低体温が続くと、私たちの体は脂肪や糖を燃やしてエネルギーに変える代謝が悪くなります。すると、脂肪が燃えずに、体の中でたまりやすくなってしまうのです。
つまり、低体温の人は脂肪が燃えにくい「肥満体質」になっているわけです。見た目は痩せていても内臓脂肪を指摘されている人は立派な肥満体質ですので要注意です!

低体温は入浴法で解消できる!体内のHSP増やしがカギ

肥満体質の人に多い低体温を解消する最も確実な方法は、入浴のやり方を変えること。
毎日の入浴法を少し工夫するだけで、平熱が上がって代謝が高まり、脂肪が燃えやすくなる「痩せ体質」になれるわけです。

肥満体質の人に実践していただきたいのは、体内でヒートショックプロテイン(以下、HSPとする)を増やす入浴法です。HSPとは、熱(Heat=ヒート)での刺激(Shock=ショックを与えた状態)によって増えるたんぱく質(Protein=プロテイン)のこと。

私たちの体はほとんどがたんぱく質で作られており、外部からの刺激によってたんぱく質が傷つくとそれを修復しようとする働きがあります。HSPは、この修復作用のあるたんぱく質の一つです。

HSPが増えると脂肪が燃えやすくなる

HSPの働きは多彩です。傷ついた細胞を修復するほかにも、病気から体を守る免疫力を高めたり、疲れを軽減させたりする働きがあります。さらに、代謝を高めて脂肪を燃えやすくする働きもあります。
つまり、HSPを体内で増やすことができれば痩せ体質になることができます。
おまけに細胞が元気になるので、体調もよくなります。

特に、低体温の人はHSPが体内で作られにくいため、対策が急務です。
そこで必要になるのが低体温を解消するHSP入浴法です。前にも述べたようにHSPは熱の刺激によって増えるため、入浴はHSPを増やすチャンスなのです。

【HSPを増やす入浴法】40度Cの湯に10分ずつ2度浸かる

HSP入浴は、40〜42度Cの熱めの湯に、「ある程度長く」つかる方法で体が芯から温まります。「ある程度長く」とは湯温によって変わり、基本は40度Cなら20分、41度Cなら15分、42度Cなら10分を目安にしてください。

もし炭酸系の入浴剤を入れた場合は、40度Cなら15分と5分短縮して大丈夫です。これは炭酸系の入浴剤に血管を拡張する働きがあり、体温が早く上がりやすい点を考慮しています。

大切なことは、入浴後に体温を下げないこと。必ず37度C以上に保温してください。

ここでは、高齢の方でも試せる40度Cでの20分浸かるHSP入浴について、やり方を説明しましょう。ちなみに、湯船に浸かる20分(炭酸系入浴剤を入れた場合は15分)は合計の時間ですので、10分ずつ(炭酸入浴剤入りは約7分ずつ)を2回に分けて行うやり方を解説します。

❶まずは、入浴前に常温の水やお茶などを飲んでおく。特に、のぼせやすい人は忘れずに。
❷湯温を40度Cにした湯船に浸かり、首まで浴槽にフタをする。半身浴の場合は、肩に保温用のタオルをかけたり、時々肩まで使ったりして肩を冷やさない。
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❸暑くなったら一度湯船から出て休み、再び②と同じ方法で湯船に浸かる。ときどき、舌の下に体温計を入れて体温を計る(体温が1.5度C以上に上がるのが目安。または、38度C以上になること)。
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❹湯船から出て、体を拭いたあとは体を保温する。冬は、風呂場で体をふいて、下着まで着てしまうのもいいでしょう。汗が大量に出るので必ず常温の水やお茶などを飲むこと。

おそらく、みなさんにも簡単にできるのではないでしょうか。

痩せる入浴法/お風呂ダイエットまとめ

いかがでしょうか。
低体温の人は、このHSP入浴法を1日置きに2週間続けてみてください。毎日できる人は、1週間続けてください。
平熱が0.5〜1度C上がって低体温が解消でき、痩せ体質に変わっていくはずです。

そしてその後は週2回を目安に続けてください。
痩せ体質に変わると、食事制限や運動を続けるダイエットをしていても体重が減りやすくなるため、短期間で効果を実感しやすくなります。
毎日の入浴法を変えるだけですので、このHSP入浴をみなさんも試してみませんか?

また、ダイエットに挑戦するもいつも失敗続きの人がまわりにいらっしゃるなら、ぜひその方に教えてあげてください。

最後に高血圧や不整脈で心臓に不安のある人は、医師と相談してから行ってください。

記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。

写真/© Fotolia ©カラダネ

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